あらすじ朝起きると、友人の鷲見が亡くなっていた。隊長は彼を裸にし、貴重な衣服を回収した。埋葬する地面は凍てつき、枯れ枝を燃やしながら掘った。小澤は二十歳になっていた。ある夜、連れ出された先にあったのは崖。真っ暗な中、石炭の露天掘りが始まった。言葉で表せないほど、厳しい作業だった。第44回(2015年度)日本漫画家協会賞コミック部門大賞作! 同名単行本より、「第二章 収容所編」後編を収録!!
パルナス通報5.0肉親のシベリア抑留記作者のお父上がシベリア抑留体験者という事でお父上に取材をして出来上がった漫画だそうです。私の祖父もシベリア抑留で辛い体験をしていましたが、生前詳しく聞いておく事ができませんでした。いや、聞いていいのかもわからず怖くて聞けませんでした。シベリア抑留体験者が口を開かないと、またそれを聴く人がいてたくさんの人が目にする事ができる形にならないと知る事ができない貴重なお話です。2022/09/08いいね