自分にもこんな素敵な出来事が起こったらイイな
似たような絵で似たような恋愛モノばかりで絵にも話にも個性が無いマンガだらけで辟易としてたので、清々しい程に我が道を往く感じのこのマンガに一気に惹き込まれました。
アメリカ、イギリス、日本、ブルース、ロックetc、色んな「好きなもの」を自由に詰め込んで届けてくれたようでわくわくする。
きっと生みの親の作者は実際には苦労して描きあげたんだろうけど。
裏の苦労や努力を感じさせない軽やかさと、それぞれのアイテムから漏れ出すイメージがみっちり詰まってるきらびやかで薄っぺらくない感じとが渾然一体となって、世界が奥行きを持って現実味を増していくのがすごい。
なのに絶対にフィクション!といつ感覚もずっとちゃんと根付いてる。
なんというか、もしかしたらこのマンガはケツの青い10代の子たちには読んでも理解出来ないだろうなと思う。
大人になってて良かった!
リタちゃんがかなり本気でうらやましい…