一橋ビジネスレビュー2016 spring

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負けない知財戦略 1990年代後半より、日本は米国に倣いプロパテント政策を実行してきた。これに伴い企業の知財に対する意識が高まり、事業戦略・研究開発戦略・知財戦略の三位一体の戦略の重要性が唱えられている。しかし、それがどのようなもので、どうあるべきかの具体的イメージは必ずしもよくわかっておらず、模索中のところも多いのではないだろうか。そこで本特集では、プロパテント政策開始の前後から現在までの企業等の知財に対する取り組みを多角的な視点から論じ、今後どのような考え方で知財にかかわる問題に取り組んでいくのかを考察する材料と場を提供することをねらいとした。題して「負けない知財戦略」。「失われた20年」の逆境をばねにしたいという願いも込めている。
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あらすじ

負けない知財戦略 1990年代後半より、日本は米国に倣いプロパテント政策を実行してきた。これに伴い企業の知財に対する意識が高まり、事業戦略・研究開発戦略・知財戦略の三位一体の戦略の重要性が唱えられている。しかし、それがどのようなもので、どうあるべきかの具体的イメージは必ずしもよくわかっておらず、模索中のところも多いのではないだろうか。そこで本特集では、プロパテント政策開始の前後から現在までの企業等の知財に対する取り組みを多角的な視点から論じ、今後どのような考え方で知財にかかわる問題に取り組んでいくのかを考察する材料と場を提供することをねらいとした。題して「負けない知財戦略」。「失われた20年」の逆境をばねにしたいという願いも込めている。

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