既刊(1-12巻)

ヒストリエ(1)

4.5
10
690
舞台は紀元前。奴隷の身分にありながら、豊かな教養と観察眼、判断力、そしてそれらを駆使して行動を起こす度胸を兼ね備えた、不思議な青年・エウメネスがいた。あの偉大なる哲学者・アリストテレスの逃亡を助けたりしながら、彼が目指していたのは、「故郷」と呼ぶカルディアの街……。のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作が登場!
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ヒストリエの作品情報

あらすじ

舞台は紀元前。奴隷の身分にありながら、豊かな教養と観察眼、判断力、そしてそれらを駆使して行動を起こす度胸を兼ね備えた、不思議な青年・エウメネスがいた。あの偉大なる哲学者・アリストテレスの逃亡を助けたりしながら、彼が目指していたのは、「故郷」と呼ぶカルディアの街……。のちにアレキサンダー大王の書記官となるエウメネスの、波乱に満ちた生涯を描いた歴史大作が登場!

ヒストリエのレビュー

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    典子
    5.0

    最新巻まで読破

    紀元前の史実がここまで面白くなるとは驚愕でした。もちろん作者の歴史観や肉付けとなる創作部分も多分にあると思いますが、差し引いても充分引き込まれます。
    この世界史でも有名な紀元前のマケドニア(ギリシャ)、アレクサンドロス大王を題材としてエウメネスの視点を軸に描くとか斬新でした。
    作者の構成力にも脱帽しますが、表現力がまた凄いのです。12巻のラストは何度も読み返してしまいました、感動して。

    他作品では、15〜16世紀のイタリア半島を舞台とした"チェーザレ"、エリザベス1世をやはり側近の視点から描いた"セシルの女王"もイギリス王室のドロドロがありつつで面白いです。

    楽しく読めて更に教養も身に付き、好奇心で他の資料を読んだりもしますからホント大人の勉強になります。この本を読まなければ、バルカン半島にもマケドニアの国名が現在変わっていることにも何ら興味を持つことはありませんでした。
    大いに知的好奇心が刺激されました。史実が今後どうなるかすでに知っていますが、今後それらがこの作品でどのように展開されていくのかが楽しみで仕方がありません。
    2024/10/15
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    モモさん
    5.0
    2巻まで無料で読んでみましたが非常に興味深いので、全巻読んでみたい。話は残虐?な、シーンもあるので、歴史や民族、興味ある方なら好きだと思います。
    寄生獣をアニメでみて知りましたがヒストリエの方がのめり込むほどハマりました。
    2019/08/29
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    モモさん
    3.0
    たぶん海外の歴史が好きな人、難しい本が好きな人は面白いんだと思う。
    2018/03/03
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    リンゴさん
    3.0
    面白いのかもしれないけど、話がちょっと難しい。
    2018/03/03
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    アリエル
    4.0
    奴隷制度のある生きにくい時代に生まれ、賢く強い主人公、ワクワクします!
    2015/10/17