あらすじ普通の高校生を装い、新一&ミギーの通う高校へ転入生として現れた寄生生物・島田秀雄。 「君と争う気はない」とうそぶき、生徒として学校生活を送る彼の真の意図とは!?そして、ミギーの細胞を身体中に散らされた新一に徐々に変化が現れる。 「わたしが思うにきみは精神的に強くなったのだよ 人間的にというより生物として…」
モモさん通報5.0人間とは何か?言わずと知れたSF作品の金字塔ですよね。でも、自分は最近アラフォーになって初めて読みました。前から気にはなっていたのですが…。結果、何でもっと早く読んでおかなかったの?!と後悔の念で一杯になりました。巷では哲学書でもあると批評されているのも納得の作品でした。そして色々な創作者に影響を与えていると言われているのも。教育的だったり説教臭い雰囲気なんて全然ないのに、いつの間にか自然と哲学的なテーマにも読者を没入させていくのが本当に上手い。最初はただの寄生生物だったミギーの変化や主人公との関係性、容赦ない残虐描写や緊迫したバトルシーン等といったエンターテイメント性もしっかりあるからだろうと思います。中だるみもなくサクサク読み進んで、読後は充実感で一杯になりました。こんな風になったのは久々でした。つくづくなんでこんな名作を、と…。古い作品ですが、これからもいろんな世代の人に読み継がれていってほしいです。2024/01/03いいね
こた通報3.0最高。懐かしくて読み始めたけど、やっぱり、面白い!!いろんな面で、人間てって考えさせられる、けど、全然教育的なんかではなくって、、、いや、これは、読まないと損。まじ。2020/09/11いいね