あらすじ上層の依頼主から招待を受け、仕事後に訪れたミツ。だが、彼を待っていたカノコという若い女性依頼主は、いきなりここで一緒に暮らさないか、と持ち掛けてきた。あまりに唐突な話に驚いたミツは思わずその場から逃げるが、翌日もカノコから家に呼ばれ…。再び逃げ出そうとするミツだったが、そんな彼を見たカノコの口から意外な言葉が…。夢には上層も下層もない。でも僕らの世界には、上層と下層がある。下層に住み、上層の窓を拭く僕は、一体何を夢見ているんだろう? 地上と父への想いを抱く少年・ミツの物語、第3集。