あらすじ故郷を後にし、東京で暮らす匡平。しかし、案山子(カカシ)という人形を操る、隻(せき)である妹の詩緒、同郷の阿幾という青年が現れた日から、彼の平穏は終わる。さらに匡平に想いを寄せる黒衣の隻・まひるが現れ、事態は一層複雑化!匡平に惚れているまひるが、阿幾にそそのかされて、さらなる暴走を開始。なんと日ー乃を誘拐してしまう。救出劇の最中の久羽子の銃撃、案山子同士の激烈肉弾戦!?もあって、混迷を極めていく、隻たちの物語。