あたし…いつのまに先生のこと、好きになってたんだろ?
「最初からじゃない?
っていうか、俺のこと好きにならない方がおかしくない?」
「だって冷静に考えて、俺がキミに片想いするハメになったことが変だよね?」
「若くてイケメン、頭脳明晰。才能にも恵まれ既に社会的地位も名誉も手にしてる俺を、ブスでメガネで頭も悪い、なんの取り柄もないキミが拒み続けていたことが変だったわけで」
…先生ってホントにあたしが好きなんですか?
「…疑うの?」
だって…
「キミのそのめんどくさい性格が好きだ」
「いつも貧乏クジばかり引いてしまうところも好きだ」
「そのブスな顔も好きだし。…なに着てもオシャレになれない感じも可愛い」
「ああ…コンタクトを上手く入れられないからメガネってのにも実は萌えてる」
「…キミの好きなところ全部言うためには、
一晩どころか一生かかると思うんだけど…
聞いてくれる?」
お待たせしました!
メガネブスの編集者が、
ついにイケメン漫画家に陥落します!
シロップ多めの最終巻!!