あらすじ蒙古軍による西夏国侵攻が続く13世紀。味方の裏切りにより瀕死となったユルールを救うため、決死の覚悟で蒙古の砦へ向かうシュトヘル。そこで、出奔した弟・ユルールを追跡中のハラバルに遭遇する。彼こそ、シュトヘルが仇として憎しみ続ける「虎の男」なのだが…!?人は何のために闘い、そして死んでいくのか…!?伊藤悠が13世紀の大陸を舞台に圧倒的筆致で描く歴史超巨編!!
バナナさん通報5.0モンゴル少数部族の戦いと時空を超えた恋愛+人間模様原始的で野蛮な世界と戦い方が、残酷さが強調される。メインキャラたちの優しさや、主人公の現代人特有の思考や優しさが、とても大切なものに見えて美しい。歴史ファンタジー要素が少しだけ堅苦しく、重い雰囲気を作るので、たまに理解が追いつかなくなりそうだった。でも面白い物語だった。2023/09/27いいね