あらすじ青眼の力で視た「未来」の通り、口づけを交わした紫理と遥貴。お互い認め、惹かれ合いながらも、紫理は初めての感情に戸惑っていた。一方、京の町は禍々しい空気に包まれつつあり……モグリ陰陽師の失踪事件が相次いでいる。胸を痛め、ひとり夜の京の見回りを続ける紫理。そんな中、葵祭が近づくにつれ怪異の続く桟敷屋に、二人は恋人のふりをして潜入調査を試みることになって――!?