努力と愛を土台に知恵を積み重ねた復讐劇
悪役令嬢に入ってしまった主人公が未来を変えるために奮闘する、怠惰なヒロインも前世を知っていて断罪しに工作してくる。このパターンをちゃんと踏襲してるのに、本来の悪役令嬢が加わることでこんなにおもしろい話になるなんて!!一気に読んでしまった。
レミリアの復讐の土台が単なる憎しみじゃないところがいい。多分憎しみだけならもっともっと暗くて重いけど、愛があるから私は読み進められます。
絵が美しいのに怖いシーンはめちゃくちゃ迫力があって、1コマ1コマがアートをみている気分でした。5巻を読み終えて次が待ち遠しいです。