あらすじ何ものにもとらわれず、独り庵を結んで自由自在な生き方をする良寛に、いつしか慕い寄ってくる人々――みずから「大愚」と称した良寛の老いを自覚するまでを描く、遺作長篇の後篇。惜しくも絶筆となった、著者最後の作品を、待望の文庫化!