あらすじ家を捨て、我が身も捨てて、愚に生きる――日本人に最も慕われた禅僧・良寛。その少年時代から、師との出会い、苛烈な修行の日々を描く、遺作長篇の前篇。現代文学のあまたの名作を遺して急逝した作家、立松和平の最後の作品にして仏教文学の金字塔!