あらすじ返って来た本のページにまぎれていた恋文。宛名があるはずの1枚目は無く文末の署名は本を貸した友人の名。その友人は急に東京を去るという。それは渡せなかった手紙の所為か…。1通の恋文で人生を狂わされた4人の男。絡まりあう人間関係、点と点が線になる2巻。「マッチ売り」続編の「やぎさん郵便」9話~17話までを収録。花城の気持ちを確かめたい廣瀬。すべてを知った澤。有原と花城、初めての対峙。
はっさく通報5.0大好きな作家さんの、とても素敵なお話です舞台となる時代や状況が、特にこの作者さんの絵柄やストーリーに逢っている作品だと個人的に思っています登場人物もみんな素敵で、シンプルなのに匂い立つような色香にクラっときますしっとりした雰囲気を是非堪能していただきたいです2025/02/08いいね
k通報5.0短編が多い草間先生の長編です。非常によく練られていて、セリフが親切ではないのですが(主語が抜けててわかりにくい)何度も読み込むと「あ!あれはそういう事か!」とハッとさせられます。人物の心が変化していく様も無理がなく、間違いなく良作だと思います。個人的には 「普段温厚な人が 実は(軽い)サド」って言うのが たまりません。2017/05/15いいね(1)
コーデリア通報5.0マッチ売りから始まったお話ついに完結!草間さんの作品の中で1番好きかも。雰囲気のある絵柄で読みやすく、何より昭和初期という設定と絵が合う。有原が幸せそうで良かった。2015/12/03いいね(3)