既刊(1巻)

身体さえも奪って。

作者:
出版社:
-
200
「抱かせてあげるから、言わないでよ」同じ文芸サークルの杉木にそう告げる美衣。先週、ラブホテルから教授と一緒に出てくるところを、杉木に目撃されてしまった。教授は文芸サークルの顧問で、一人ぼっちで性格の悪そうな美衣を「文芸サークルに入らないか」と声をかけてくれた人。そんなふうに見てくれることが嬉しく、何度かデートを重ね、身体の関係を結んだ。そんな矢先のことだった。「抱かないよ。あんたのことなんか」そう言い放つ杉木の目は、刺しつけるように冷たい。「でも、本当は、初めておまえを見た瞬間から……──」ドサリ。気がつけば美衣は天井を仰ぎ、床で組み敷かれていた。
200
身体さえも奪って。

身体さえも奪って。

200

身体さえも奪って。の他の巻を読む

既刊1巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

身体さえも奪って。の作品情報

あらすじ

「抱かせてあげるから、言わないでよ」同じ文芸サークルの杉木にそう告げる美衣。先週、ラブホテルから教授と一緒に出てくるところを、杉木に目撃されてしまった。教授は文芸サークルの顧問で、一人ぼっちで性格の悪そうな美衣を「文芸サークルに入らないか」と声をかけてくれた人。そんなふうに見てくれることが嬉しく、何度かデートを重ね、身体の関係を結んだ。そんな矢先のことだった。「抱かないよ。あんたのことなんか」そう言い放つ杉木の目は、刺しつけるように冷たい。「でも、本当は、初めておまえを見た瞬間から……──」ドサリ。気がつけば美衣は天井を仰ぎ、床で組み敷かれていた。

身体さえも奪って。のレビュー

まだレビューはありません。