死なないでいきなり異世界へ飛ぶヒロインと、美しすぎるヒーロー
定番の、過労死だったり事故だったりで、肉体が一回滅びて、異世界に転生する物語と違って、普段の生活の中でいきなり異世界へ飛ぶヒロイン(サラ)。
1度目に飛んで出会った小さなヒーロー、少年ルークにヒロイン(サラ)は、とにかくルークの未来を重んじます。女性性が強く、ルークを守ろうとする母性本能に比重が相当に傾いていて、相手主体で動くヒロイン(サラ)ですから、二度目にまたいきなり異世界に飛んで、立派な年上の大人になっているルークと再会しても、自分は姉という感覚でいますし、25歳になったばかりの大人ルークに弟目線であることも、ルークの想いに鈍感であっても、それはそうだろうと感じます。
一途にサラ一点に愛が向かっているヒーロー(ルーク)と違い、ヒロイン(サラ)の愛が、心が相当広い為、ルークの分かりづらかったり大っぴらであったりする愛情表現、相当抑えているらしい独占欲が展開されますが、姉、弟、家族愛という枠組みから、どう二人が変わっていくのかをじっくり楽しむお話でもあると思います。
サラやルークを想う相手が出てきますが、自分的には、ごちゃごちゃっと外野からの刺激により、盛り上がってほしいと思って読んでいました。
ここのサイトでは三巻しか発売されていませんが、他サイトでは2023年12月25日現在、短編で20話位出ているようですね。あ、別サイトで見たらコミックス4巻は、2024年の1月6日発売らしいけれど。
ルークに惚れて2023年の夏に1〜3巻購入しましたが、まとめて読みたい派なので、短編ではなく、このサイトで続きを待ってる状態です。