バク星人の移民の少年バクちゃんは、夢が枯れた故郷から、地球・東京へやってきた。
時には仕事の壁にぶち当たりながらも、大切な仲間と過ごす日々の中で、
自分のできることを模索していく。バクちゃんの夢は今、どんな味?
現在293万人の外国人が暮らす、日本の今とこれからの物語、完結。
「優しくノスタルジーな雰囲気に潜む、泣き出す手前のような心細さ、寂しさ、辛さ。
その全てを飲み込んでぐっとこらえて生きるバクちゃんの目に映るのは、私たちの住む"東京"の本当の姿」
―――宇垣美里
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