あらすじ「これは、躾だからな?」ある日やってきたのは、ひとりの『猫』だった――小説家の昇平のもとに、姉が連れてきたのは22歳の甥・志朗。しかし、彼は四つんばいで歩き、猫用の皿からミルクを飲み、「にゃー」と鳴く。なんの前触れもなく「そう」なったという彼を預かることになった昇平だったが…。