花環/ポラン堂異聞

既刊(1巻 最新刊)

花環/ポラン堂異聞

作者:
出版社:
5.0
1
とある里では12年に一人、花の種を生む子供が生まれる――。12歳になった秕は行商を営む稔に想いを寄せている。しかし、<花環の子>である秕は里から出ることを許されてはいなかった。行路が変わり、しばらくは会えないと言う稔に、秕は「連れていって」と縋るが…。 同時収録・ポラン堂異聞 ※本作品は[gateau2014年9月号][gateau2016年7月号]に掲載された同タイトルと同内容です。
作品情報
めくって試し読み

花環/ポラン堂異聞の巻一覧

既刊1巻
1
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

花環/ポラン堂異聞の作品情報

あらすじ

とある里では12年に一人、花の種を生む子供が生まれる――。12歳になった秕は行商を営む稔に想いを寄せている。しかし、<花環の子>である秕は里から出ることを許されてはいなかった。行路が変わり、しばらくは会えないと言う稔に、秕は「連れていって」と縋るが…。 同時収録・ポラン堂異聞 ※本作品は[gateau2014年9月号][gateau2016年7月号]に掲載された同タイトルと同内容です。

花環/ポラン堂異聞のレビュー

  • バナナさん
    5.0
    繊細な絵と、余韻に浸れるストーリーの作家さんです。
    こちらの作品は、ふたつとも短いお話ですが、想いが詰まっていて、心満たされます。
    タネのお話は、ちょっと怖いです。民族衣装の美しさと、切ない別れを繰り返すファンタジーが秀逸です。
    万年筆のお話は、パラレルな仕掛けに惑わされながら、甘酸っぱい焦燥感を疑似体験。
    どちらも短編なのにレイヤーがあって濃厚です。
    2023/12/22

編集部PICKUPシーン