「賭(かけ)でもするか? ――私が生き延びたら、私のために生きて私のために死ね」
高校生の時に召喚されて異世界で魔術師になった遥は、強制徴兵されたのでしかたなく男装し、ハルカ・グラークを名乗り戦場へ赴いた。命じられるまま人を殺し、その罪悪感を和らぐために人を癒やす―――。
そんな極限状態の中で出会ったのは美しい金色の騎士・リカルド。死で現実から逃れようとする彼に、ハルカは怒りを覚える。「私には逃げる場所もなかったのに…」
そして、怒りのままリカルドに、ハルカは究極とも言えるある「賭」を持ちかけた―――!
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