現代版パトラッシュ・・
凄い体調悪くて動けない時に読んで、
泣きました。あんまりだ。。
お父さんの気持ちが、凄く分かります。
自分が望んで体を悪くした訳では無いのに、
色んな事や人から、捨てられる悲しさ。
仕事も、不可抗力で出来なくなる悲しさ。
・・何かを言いたくても、体が悪い自分が悪いから、言えない悲しさ。
言っても、分かって貰えない悲しさ。
行政(政治)の、冷たさ。
救いがペットだけの気持ち(自分は愛犬も亡くしてて、誰も居ないですが)。
本当に、高齢化したら誰にでも起こりうる話。
映画化は後から知りました。
機会があれば、借りて見たいです。
ただ1つの救いが有るとしたら、、
【実話じゃないこと】。
でも、実話として、こうした事は沢山有るんだろうな。。
でも、「お涙頂戴」で片付けられて、
結局「号泣しました!」と言うのは健康で恵まれている人達。
(健康でお金がなければ、映画館も行けない)
・・やるせない。
中盤の男の子の気持ちも分かるけど、あの子がした事は、間接的には殺人です。
2巻で出てきましたが、許されてはいけない。
お父さんは良い人だから、許すだろうけど。
良い人は、利用されるのが当たり前な世の中。
本当に、何処に生きる希望が有るのかな、と
読んで更に思ってしまった。
・・世話出来ないから飼えないけど、
犬(親友)が欲しい、、と思った。