あらすじ【電子限定版】描き下ろし番外編「3years later」収録。●残った傷跡ごと、俺はお前を抱きしめたいよ―― 事故で両親と姉を亡くし、小学生の甥・歩(あゆむ)を引き取った勇一(ゆういち)。海の見える街に引っ越して、二人きりで始める新生活――そこで出会ったのは、総菜屋を営む陵(りょう)。同い年なのに自分の店を持ち、ご近所から慕われる人気者だ。すっかり常連となったある日、歩が喧嘩で家出してしまった!! 「逃げずにちゃんと向き合え」陵は動揺する勇一を叱咤し、絆を取り戻させてくれる。ところがその瞳は、どこか寂し気で…!?
momoちゃん通報4.0雛鳥は汐風にまどろむ勇一と稜。稜の子供な所を勇一が受け止める温かさを感じる。勇一の足りなさは稜が埋める。そして、歩がいなければ二人は上手くいかなかった。3人が上手い具合に絡んでいる。最後のおまけのページでクスッとしてしまった。続きが読みたいと思った。2021/11/05いいね(1)
ブドウさん通報5.0涙なくして読めないかなり早い段階から泣いてしまった。後半までずっと涙が止まらなかった。BLだけど、そう一括りにするには勿体ないくらい深い作品。ところで南月先生はスピンオフが多いイメージなんだけど、これもあるのかな?2019/12/14いいね(1)
ブドウさん通報5.0愛だね愛恋情はあまり感じないし、同情にもとられるかもしれないけど、限りない思い遣りに溢れた勇一の愛情を感じました。子どものうちに親を亡くし愛情を求め続けた陵が勇一を求めるのもわかるなぁと。救われていく過程がしみじみと感じられて優しい気持ちになりました。2019/05/12いいね(2)
モモさん通報5.0BLという括りでは勿体無い、深い人間ドラマだと思います。この作家様の作品はそんな奥深い話ばかりで大好きです。それぞれの心情の変化がとても細かくて丁寧で、1本の映画を観終わったような読了感。成長した歩の姿も見てみたいなあ。大人になっても相変わらず陵と二人で勇一大好きしてるんだろうな(笑)2018/11/25いいね(4)