あらすじジョーも松太郎もてつやから。名作の裏に… いつしか老作家となったマンガ家・ ちばてつやは、様々な社会的 役割を務め多忙だった。だが… ある日、コミック雑誌から執筆依頼が来た。 最初断ろうと思ったちばだが、その脳裏には 幼い頃の満州の物凄い夕焼け、 人生の節目で出会った素晴らしい人々、 そしてどんなときも不器用に苦しみながら マンガを描いてきた自分の姿が去来する。 オールカラーショートコミックで描く 半生の記。ちばてつや18年振りの最新作、今ここに結実!
リンゴさん通報5.0五臓六腑にしみ渡る作品!数々の名作を生み出した、ちばてつや先生のエッセイコミックです。ちば先生が引き揚げ者だと言う事は知っていましたが、本当によく無事に帰国出来たなぁと思いました。先生にとっては8月15日からが戦争だったんですね。かなり辛い話が沢山出てきますが、先生の優しいタッチのイラストで緩和されます。そして青春時代の思い出や、現在に至るまでのお話を、本当に『ひねもすのたり』と描いているので、なんとなくこっちも『のたりのたり』な気分で読めます(笑)オールカラーで豪華!!辛い話も懐かしい思い出もドタバタ話も、全てが五臓六腑にしみ渡る感じです!2021/05/05いいね