五臓六腑にしみ渡る作品!
数々の名作を生み出した、ちばてつや先生のエッセイコミックです。
ちば先生が引き揚げ者だと言う事は知っていましたが、本当によく無事に帰国出来たなぁと思いました。
先生にとっては8月15日からが戦争だったんですね。
かなり辛い話が沢山出てきますが、先生の優しいタッチのイラストで緩和されます。
そして青春時代の思い出や、現在に至るまでのお話を、本当に『ひねもすのたり』と描いているので、なんとなくこっちも『のたりのたり』な気分で読めます(笑)
オールカラーで豪華!!辛い話も懐かしい思い出もドタバタ話も、全てが五臓六腑にしみ渡る感じです!