あらすじコロナ禍の下、ちばてつやは何を思う…? 連載漫画家となったちば青年は仕事場兼住居として、ついに一軒家を購入。その仕事場を舞台に売れっ子として締め切りに追われる怒濤の日々を送っていく--。 そんな過去の半生を振り返る一方で、2020年春、現実の世界では新型コロナウイルスが蔓延しつつあった…… 酒やタバコの話。イジメについて。そしてコロナ禍に考えること。 昔と今を行ったり来たり。 徒然なるままに描くフルカラーショートコミック。
リンゴさん通報5.0五臓六腑にしみ渡る作品!数々の名作を生み出した、ちばてつや先生のエッセイコミックです。ちば先生が引き揚げ者だと言う事は知っていましたが、本当によく無事に帰国出来たなぁと思いました。先生にとっては8月15日からが戦争だったんですね。かなり辛い話が沢山出てきますが、先生の優しいタッチのイラストで緩和されます。そして青春時代の思い出や、現在に至るまでのお話を、本当に『ひねもすのたり』と描いているので、なんとなくこっちも『のたりのたり』な気分で読めます(笑)オールカラーで豪華!!辛い話も懐かしい思い出もドタバタ話も、全てが五臓六腑にしみ渡る感じです!2021/05/05いいね