全巻(1-20巻 完結)

「蝶よ花よ」とそのくちびるで~わたしの家臣が愛をうそぶく~

4.6
37
信濃千代(しなのちよ)は小さな会社のアラサーOL。お城が名物のとある地方都市で、ふつーに総務の仕事をやっている。ある朝、出社しようとしたところ、高級車から出てきたアンニュイなスーツのイケメンに、なぜか「姫。お迎えに参りました」と呼びとめられて茫然自失(ぼうぜんじしつ)。平静を装い「結構です…」と断ったものの、アラサーで姫って冗談でしょ…と内心グッタリ。男の名は古賀政永(こがまさなが)。千代の会社を買収した世界的企業のトップだったのだ! 「私はあなたの忠実な家臣です」と手を取る男は、町のお城を買い取って(価格3億円!)、姫として千代をそこへ住まわせようとするのだが……!?降ってわいたは幸(こう)か不幸(ふこう)か。なりたて姫様とウラハラ家臣の、うきうきロマンティックラブコメディ!

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「蝶よ花よ」とそのくちびるで~わたしの家臣が愛をうそぶく~の作品情報

あらすじ

信濃千代(しなのちよ)は小さな会社のアラサーOL。お城が名物のとある地方都市で、ふつーに総務の仕事をやっている。ある朝、出社しようとしたところ、高級車から出てきたアンニュイなスーツのイケメンに、なぜか「姫。お迎えに参りました」と呼びとめられて茫然自失(ぼうぜんじしつ)。平静を装い「結構です…」と断ったものの、アラサーで姫って冗談でしょ…と内心グッタリ。男の名は古賀政永(こがまさなが)。千代の会社を買収した世界的企業のトップだったのだ! 「私はあなたの忠実な家臣です」と手を取る男は、町のお城を買い取って(価格3億円!)、姫として千代をそこへ住まわせようとするのだが……!?降ってわいたは幸(こう)か不幸(ふこう)か。なりたて姫様とウラハラ家臣の、うきうきロマンティックラブコメディ!

「蝶よ花よ」とそのくちびるで~わたしの家臣が愛をうそぶく~のレビュー

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    バナナさん
    5.0
    犬に徹するヨシキリが不憫でならぬ。
    というか、こういう都合のいい存在がいない方が、結婚に踏み切れると思うんだけど。
    受け継ぐものがあると、ただの一女性でいてはいけないのか。
    面白くて、一気読みしました。
    2020/02/02
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    ブドウさん
    5.0
    輪廻転成ファンタジーか?と思いきや、サスペンス仕立てのお家騒動・おんな城主ラブロマンスでした。
    家系や親族や伝統や地域振興、文化遺産も大事だけど、ただの女としてのしあわせも、とても大切。そのバランスをどうとるのか、何かを犠牲にしてまで「お家」が大切なのか。
    うつけ者にみえる弟にも、それなりの事情と葛藤と孤独と闘いがあって、読み応えがあります。
    はるこ先生は大好きで片端から読んでいますが、時代劇テイストのセリフ回しが効いていて、斬新でした。
    2020/02/02
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    リンゴさん
    4.0
    せっかく優しい時間が流れてたのに、出たよ一成。薄気味悪くて本当にイヤだ。最後の一言はまさか脅し!?千代が言うこと聞かないと、政永を…あぁ怖い。また次が気になって眠れない(汗)。
    2019/04/15
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    モモさん
    5.0
    やっぱり葦切さんと言えども、忠実な犬で居続けるのは難しいのかも!?でも可哀想だけど、私としては政永と千代さんが結ばれて欲しいし。
    それにしても、まだまだ謎がいっぱい有りそうですね。
    2018/10/15
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    バナナさん
    5.0
    生い立ちからここまで、千代さんが亡くなったと聞かされてたとか、一成に同情すべき点はあるとしても、やっぱりこいつ(あえて)には許せないクズ要素があり過ぎる。政永のお母さんへの行いも含めて、どうしても許せないわ(怒)。
    逆に花鶏さんの言動が、ちょっと笑えて面白い。
    2018/09/15

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