アラサー負け美女ぱるぱる41歳読書のお時間ですスタッフ
「山ガール」ではありません。「単独登山女子」と呼んでください。主人公の日々野鮎美は27歳、もうガールという言葉が似合う年齢ではないのです。
ランナーズハイならぬ、クライミングハイを超えた後の梅塩おにぎりは、神がかり的なおいしさ。
山を愛する人々が絶賛する、雲上のコーヒーとは?ちょっと変わった主人公を軸に描かれた、山岳グルメガイド。
雑食すぎる書店員えんまゆ40歳読書のお時間ですスタッフ
1人で山登りって究極の孤独との闘い、でも主人公はその孤独の先で味わえる登山の快感がたまらないようです。
さらに、体も心も追い込まれた中で食べるご飯は格別!!
おにぎりの米の甘みと塩のしょっぱさ、しなしなに馴染んだ海苔…質素な中の貴重な旨味がこっちにまで伝わってきます。また、山では簡単な調理しかできないので、そこで熱々のラーメンを食べるのもとっても贅沢。
周りの目を気にせず、自分の好きなように楽しむ「単独登山女子」って、おひとりさまの究極の楽しみ方かもしれませんね。
都内タワーマンション最下層で暮らすママ書店員41歳読書のお時間ですスタッフ
タイトル通り登山と山中での食事を描いた作品になります。
登山については丁寧な説明が挟まれており未経験者のわたしでも見ているだけで結構楽しい。ソロキャンプに次ぐソロ登山家の女の子が主人公です。山に一人で行けるなんてソロ界の頂点なのではないでしょうか。
吉野家に一人でも行けないわたしからすれば神のような存在ですね。それにしても下手な登山雑誌買うよりこのマンガ買ったほうがソロ登山の用意の参考になりそうなところがすごい。
マンガサロン『トリガー』店長 マンガコンシェルジュ兎来スペシャリスト
登山が好きな山ガールによる山での「食」を描いた作品です。山の頂上の清澄な空気と壮大で下界のことを忘れさせてくれるような景色の中で心地よい疲労と達成感を感じながら食べるものというのは、たとえそれが一杯のカップ麺であったとしてもフルコース以上の美味しさを感じさせてくれるもの。
本作のヒロインも、山で実に楽しそうに美味しそうに様々な食事を繰り広げます。空腹を覚えると共に、山にも登りたくなるマンガです。
27歳の会社員・日々野鮎美が、山頂の景色とご飯を目的に一人山登りをする話。
出てくるご飯のレシピは簡単な上、食材もよく目にするものばかり。
ですが、ただ炒めるだけなのにどうしてこんなに美味しそうなの…?と思う料理ばかりです。
山頂で食べる達成感に満ちる鮎美の姿を見ると、山登りしたくなってしまうこと間違いないです。
5年の恋愛を引きずるライター 花輪えみ32歳スペシャリスト
登山、そして山で食べる「山メシ」の魅力が、ギュギュッと詰まっています。山ガールと呼ばれたくないアラサーOL・日々野鮎美が、ひたすら山にのぼり、山メシを頬張る……。見ていて清々しい豪快なアウトドアマンガです。
同じアウトドアとはいえ、キャンプと登山では楽しみ方が違うところはありますが、考えられたお手軽料理は、キャンプ派の人も参考になること間違いなし! コマを超えて匂ってくるような料理の数々は、グルメマンガ好きさんにもオススメです。
渋谷で働く山系エンジニア よしお49歳読書のお時間ですスタッフ
山ガールと呼ばれるのを嫌う自称「単独登山女子」、27歳OLの日々野鮎美が、マイペースで山登りを楽しむお話です。
タイトル通り、山で食べるごはんの描写が多いのですが、どれも本当に美味しそうで食欲をそそられるものばかり。
登山用に食材や調理に工夫もあり、どれも山に行って試してみたくなっちゃいます。私も影響されてメスティン(飯ごう)を買っちゃいました。
また、鮎美のモノローグがとても共感できるものが多く、山好きな人はついニヤッとしてしまうでしょう。
登山の楽しさが伝わってくるような面白いエピソードや豆知識も多いので、普段登らない人にも山の魅力が伝わるような作品だと思います。