｢神様はじめました｣のレビュー・感想

最後にご紹介するのは神社を舞台にした完全なフィクション！
　住む家を失った主人公はひょんなことから神社で「神様」として、神の仕事をする事になるという突拍子も無い設定ではあるのですが、読んでいる間も読了後も、なんでしょう…ホントに心が温かくなっちゃうんですよね。
　一方で、人の命が『有限』であること、それゆえに優しくもなれ、冷徹にもなれる、あらゆる感情の発端って命が無限で無い事なのかもしれないと、人生についてハッとさせられる作品です。

神様を任されるストーリーはじまりで非日常系の中では人気あるのは知ってたけど読まず嫌いでしたが、アニメから入門したことも功を奏したこともあり、これはオススメ作です。読み返せば読み返すほど伏線回収が素晴らしい。1巻面から散らばっている点が線になる瞬間とか才能を感じます。
オカルト×恋バナ好きなわたしには堪らない組み合わせでございます。各キャラクターの魅力が多彩なので誰推しになるかはあなた次第です。

妖が存在する世界で、女子高生が突然神社の神様になってしまうお話。
そんな神様になってしまった女の子に使える神使である巴衛がとにかくかっこいいですし、他のキャラクターもみんな個性があり、とても魅力的です。
人間と妖の恋愛ってのも、個人的には推しポイントですね！
そこを乗り越えて２人は結ばれるのか…！ついに完結したので、是非一気に見て欲しいです！

女子高生がひょんなことから土地神さまになってしまいます。彼女に仕える神使はイケメンなものの、かなりのツンデレさん。
最初はケンカばかりしているあたり「大丈夫かよこのふたり……」なんて思いますが、だんだんふたりに愛が芽生えたり、主人公が神さまとして頑張ったりと、心から応援したくなる展開が待ち受けています。
ちなみにケモノ耳萌えの人には特に強くおすすめします。