｢死に戻りの幸薄令嬢、今世では最恐ラスボスお義兄様に溺愛されてます｣のレビュー・感想

冤罪によって処刑される道をたどった公爵令嬢。彼女には義兄がおり、必死に助けを求めたが、「恥さらしめ。妹だと思った事もない」と言われて助けてなどもらえなかった。
だが、なぜか死の直後に彼女は意識だけ過去の世界に飛ばされて、二度目の人生を生きることになる…というのが物語の始まりです。
実は二度目の人生を生きることになったのは女神様の不思議なチカラのせいでした。
けれども、主人公に二度目の人生を与えたのは彼女を哀れんだからというありがちな理由からではなく、主人公の死後に「主人公を罪人だと信じきっていた義兄が実は主人公が無実の罪により処刑されたのだと知り、暴走して世界を滅ぼしてしまった。だから世界が滅びる前の時間に巻き戻した。前の人生の記憶を与えたままの主人公には、再び義兄が暴走したりなどしないように頑張ってもらいたい」という理由からでした。
前の人生において義兄から「恥晒し。妹だと思った事もない」とまで言われ、見捨てられた記憶がハッキリとある主人公にはかなりの難題。さらには義兄は無表情で目つきも鋭く、いつも彼の考えていることがわからずに困惑する日々。
主人公は前の人生で「妹だと思った事もない」と言っていた義兄が自分を好いている訳がないと信じきっているので、本当は少しずつ距離が縮まっているのにもかかわらず、彼の本心に気づくのにはなかなか時間がかかります。
そんな義兄妹の物語です。

お話は面白いのですが、作画は少し絵が雑だと思います。それを許容できるかできないかで評価が変わる漫画だと思います。

死に戻り前の反省から義兄との関係を少しでも良くしようと奮闘する物語。

どっかで見たことあるタイトルに設定に､､､こういう作品が山のようにありますがいったいどういうことなんでしょう？？？お隣の国の作品？

死に戻り系だけど、良いとこどりな感じで続きが読みたくなります。