雑食すぎる書店員えんまゆ40歳読書のお時間ですスタッフ
新しい命が日々誕生する場所、笑顔と幸せが溢れる場所、それが産婦人科。当たり前のようにそう思っていた事が、本当は全く違っていた事にこれを読むと気付かされます。
母親は選べないとはよく言ったものですが、様々な理由で我が子を手放さざるをえなかったり、病気や環境で普通に出産する事ができなかったりと、色んな悩みを抱えた母親がいるのです。
辛くて涙が出る事も多々ありますが、命の大切さや感謝など生きる上で大事な事を改めて考えさせれる、心に響く一冊。
子育てブロガーアサチク42歳Ameba公式トップブロガー
看護学科に通いながら産婦人科院で見習い看護師として働いていた作者の実体験を基に描かれた産婦人科院のお話。
新しい命が生まれるだけではない、産婦人科院のリアルなところが描かれている。
順調で幸せな妊娠・出産とは真逆なエピソードばかりだが、だからこそ子どもという存在の尊さ、かけがえのなさを再確認できる、心に響く作品。
恋心多き独身フェミニスト Kana35歳読書のお時間ですスタッフ
このマンガを初めて読む人は、こんなにシンプルな絵柄でここまで複雑な内容の話が書いてあるとは、夢にも思わないかもしれません。
本作は、作者本人が産婦人科の見習い看護師として勤務中に見た記憶をもとに描いたノンフィクション。リアルなだけでなく、ショックな話もたくさん載っています。でも独特な切り口で、病院で出会った女性達が1人の女から母親になる瞬間について、愛を持って語られているため、母親と子ども、親子について考えさせられます。
子育てblogギブミー睡眠・くりこ40歳Ameba公式トップブロガー
携帯を開くとふいに出てくる広告マンガの続きが気になって、クリックしたのがきっかけでした。
無事に出産できる話ばかりではないしトラブルの話も多く、涙が止まらない、だけど最後にはどこか心にあたたかさを残してくれるお話でした。
買ってよかった読んでよかった。
1巻では「後藤さん」のお話が私には印象的です。
こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
著者は元看護士で、産婦人科でアルバイトをしていたときの実際の出来事を元にこのマンガを描きました。最初読んだときは「衝撃」の一言でした。
様々な事情で堕胎しなければならない女性たちや、その処理の方法など、目を背けたくなるような現実も描かれています。
ですが、こういった実態について、知る必要があるとも強く感じました。
ワーカホリックで婚期迷走中NIKO42歳読書のお時間ですスタッフ
主に出産にまつわる描写が多い本作ですが、虐待のエピソードもありました。食事を与えられないことやDVだけが虐待ではありません。
ここで扱われるのは、実の親や義理の親から受ける性的虐待。守ってくれるはずの親に性的虐待を受けるって、想像するだけで吐きそうですが…恥かしくて誰にも言いたくないし、一番そばにいて欲しい母親には絶対に言えない…胸がつぶれそうなエピソードですが、決して遠いものではないんですよね。。どうしたら抑止できるのか…
解決策はみえない虐待の1つだと思います。
喫茶店ではマンガ2冊読了がノルマの歴史好き女子37歳読書のお時間ですスタッフ
妊娠=そのままおめでとうと言っていいのだろうかと考えさせられる作品です。
人は妊娠したら必ず生まれてくるわけではない、そんな現実を様々なエピソードを通して教えてくれます。
悲しいことがあるからこそ、うれしいこともある。そんな産婦人科での出来事を細やかに描いた名作。涙なしには読めません!