5年の恋愛を引きずるライター 花輪えみ32歳スペシャリスト
バイト先のファミレスの店長・近藤に恋い焦がれる女子高生・橘あきらが主人公。まっすぐな好意を向けられた近藤の、葛藤や諦めといったオジサンらしい捉え方に心が苦しくなります。
読み進めるうちに、不器用で人間味あふれた近藤と、あきらの恋の行方を見守りたい気持ちは強まるばかり。あきらの「それでも店長が大好き!」というストレートな表現に、人を好きになることの素晴らしさを感じさせられる作品です。
こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
「ご都合主義な女子高生+おじさんの恋愛を描いたマンガでしょ」と食わず嫌いしてしまうのはもったいない!
このマンガは、「女子高生だから、若くて可愛いから好きになった」という話とは全然違うんです。 綺麗な女子高生と冴えないファミレスの店長、という組み合わせなのに、内面に惹かれていく様にとっても説得力があります。
年の差があるのにこんなにすがすがしくピュアな恋愛に見えるマンガって他にないと思います。「恋に年齢差は関係ない」と純粋に思えるマンガです。
胸キュンに飢えている昭和生まれの独身コラムニスト 東香名子41歳スペシャリスト
花の女子高生(しかも美女)が、バイト先の40代のファミレス店長に恋をする物語。といっても、彼はイケメンとは程遠い、バツイチ子持ち、色気のかけらもない枯れ切ったオッサン。早々に思いを打ち明けるも、2人のなかなか縮まらない距離がモドカシイ。
描写がさっぱりしていて、いやらしくなく、さくさく読み進められる作品です。
恋心多き独身フェミニスト Kana35歳読書のお時間ですスタッフ
夢を挫折したクール系美人女子高生×冴えない中年おじさん(しかも、なんとバツイチで子持ち!)というと、絵的にはなんとなく既視感で一杯のツーショット。
ところが、これがなかなか読み始めてみると、予想を裏切る胸キュンラブなのです!いわゆる“年の差”や“枯れ専”にみられる流れとは一線を画した恋愛マンガは、「うーん、なんでだろう?」と読む人を悩ませ、でもクセになること必至。
少女マンガが苦手な哲学作家 原田まりる39歳マンガ家・作家
クールな女子高生が、ファミレスの店長(おっさん)に恋をする…というストーリー。ストーリーだけを聞くと「はいはい、おっさんの願望マンガかよ!」と思いがちだが、ご都合主義に描かれたマンガでは一切ない。
まず、おっさんは女子高生に言い寄られたことに対して浮足立たない。「この子も、そのうち気が変わるだろう」と現実的に受け止め、必要以上に親密になろうとしない。それどころか「俺にもこんな若い時代があったなァ、夢も諦めて…気づけば老いてしまったな」と切ない独白を繰り返す。
対して女子高生は「本人は意識してないけど周りからみると輝かしい若さを纏った」の象徴として描かれている。
この対比は「大人になってしまったことの残酷さ」を物語っているようで、考えさせられるものがある。
制服を半袖に衣替えした日、朝駅のホームで感じた夏の気配…といったような懐かしい感覚を蘇らせてくれる作品である。
マンガサロン『トリガー』店長 マンガコンシェルジュ兎来スペシャリスト
近年の恋愛マンガの中でも、最高峰の一つとなっているのが本作。
凛としたクールな黒髪ロングの美しい女子高生であるヒロイン・あきらの想い人は、バイト先のファミレスで店長を務める40代子持ちの冴えない男。
あきらだけが鋭敏に感じ取る店長の魅力の数々。
瑞々しさと若干の背徳感のえもいわれぬブレンドがハイクオリティな味わいとなって提供されます。
年の差の要素を抜きにしても、恋愛モノが苦手でなければお薦めしたい一作です。
こじらせ恋愛難民Ryoko40歳読書のお時間ですスタッフ
女子高生が、バイト先のファミレスのさえないおじさん店長に恋する話です。
店長は、自分なんかが可愛くて性格のいい女子高生に好かれるワケないと思っています。
年齢差があるゆえに、踏み込めない二人の関係性にドキドキがとまりません。
主人公あきらは、恋する乙女なのにきゃぴきゃぴはしゃぐわけでもなく、無表情でちょっと赤くなったりして…ツンデレというか、クールな中にある可愛らしさが魅力的です。
雑食すぎる書店員えんまゆ40歳読書のお時間ですスタッフ
ファミレス店長(45)「バイトの女子高生にいつも睨まれてます。」、ツンデレ女子高生「店長かっこいい、大好き。」。この噛み合わない感じが最高にズッコケていて面白い!
美女すぎて顔が怖いと思われるが故に、鈍くさくてバツイチで何をやってもイマイチなおっさんに愛情表現が伝わるわけもないんですが、どストレートにアタックする事で少しずつ関係に変化が…。
夢のような話なのになんでこんなにキュンとするのかというと、クセがすごいのに、あまりにも2人がピュアだから!これはやみつきになります。
1日10冊以上はざら!雑食系編集部員えり33歳読書のお時間ですスタッフ
ファミレスでバイトする高校2年生・橘あきらとファミレス店長のピュア恋ものがたり。
恋に一直線に突き進んでいくあきらと自己評価が低く現実的な考えをする店長の、初デートは、ツッコミどころ満載!くすっと笑えて心があたたかくなります。教科書に相合傘かいたり、一緒に観た映画の半券を戦利品にしたり。
恋をしているあきらの姿も愛おしい!
「人を好きになるのに、理由なんていりますか」をはじめ、
恋の勇気を貰える名言が散りばめられた一冊。
1日10冊以上はざら!雑食系編集部員えり33歳読書のお時間ですスタッフ
ファミレスでバイトする高校2年生・橘あきらとファミレス店長のピュア恋ものがたり。
恋に一直線に突き進んでいくあきらと自己評価が低く現実的な考えをする店長の、初デートは、ツッコミどころ満載!くすっと笑えて心があたたかくなります。
店長は、あきらが面と向かって「好きです」と伝えているにも関わらず、
「好きです」の意味に気づけないほど、鈍感。
「俺なんかのどこがいいの?」と何回も自問自答を繰り返す姿は、一周回って可愛らしく思えるほど。
普段クールなあきらだけども、家で店長とのデートを心待ちにして、赤面したり、
教科書に相合傘かいたり、一緒に観た映画の半券を戦利品にしたり。
そんな恋をしているあきらの姿も愛おしい!
「人を好きになるのに、理由なんていりますか」をはじめ、
恋の勇気を貰える名言が散りばめられた一冊。
青年マンガだからと、油断したら、キュン死にしちゃいますよ(笑)
2018年冬現在、アニメも放送している作品。
17歳の女子高生・橘あきらが好きになったのは、45歳の冴えないおっさん・近藤正己。
年齢、人生観、恋愛観、あらゆる面で遠く離れた二人が、段々と歩み寄っていく姿に、なんだか心が温かくなります。
というか、あきらちゃんが美人すぎる。しかも普段はクールで、切れ長なまなざしが魅力的な彼女が、好きな人にはガンガン攻めるという……。
恋愛下手な人の心にはド直球で突き刺さる、とんでもないキャラクターです。
「あなたには何色に見える?」感性のクリエイター・ななめね読書のお時間ですスタッフ
まさに、タイトルそのものと言っていいんじゃないでしょうか?
中年の店長と高校生の恋愛マンガです。
まさにタイトルそのものといったのは、カラッとしたようなじめっとしたようなただ太陽の光差し込んでくるようなちょっとあたたかい作品になっています。
マンガは文字だけじゃないって思わせる描写も多く、風景であったり、それを表す描写がきれいで、その描写もみどころの一つです。
是非読んでみてください