シリーズのレビュー

「先生の白い嘘」のレビュー・感想

先生の白い嘘
全8巻|完結
作者:
3.9
(135件)
  • 61
  • 31
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  • 6
  • 16

公式レビュー

雑食すぎる書店員えんまゆ
40歳読書のお時間ですスタッフ
女は嘘をつく。人には見せない裏がある。
でもそれは男も同じ。人間には外見だけではわからない、うちに秘めた感情や欲望が渦巻いているもの。
親友なのは形だけで親友の彼と寝ていたり、大人しそうな高校生も、モテそうな女子高生も、性のトラウマを抱えていたり。
そんなドロドロした人間の欲望や闇を描いたのが今作。
性に対して何かしらのトラブルを抱えた人間たちが、傷を舐め合ったりさらなるリスクを犯したり…。
静かに狂っている様が、より怖い!
女子マンガ研究家・小田真琴
スペシャリスト
現時点における鳥飼茜先生の最高傑作です。
親友の彼氏に強姦された女教師と、バイト先の店長の妻に無理矢理関係を持たされた男子高校生。
2人が自らの体と愛を取り戻すまでの、大いなる赦しの物語です。強姦した張本人、早藤を世にも胸くそ悪い男として描ききった、作家としての力に感服しました。
断罪の物語にもできたはずですが、そうはしなかった作者の選択に拍手。
都内タワーマンション最下層で暮らすママ書店員
40歳読書のお時間ですスタッフ
スクールカーストを表現した教室からはじまる本作品にドキドキしながら読みはじめました。
性行為に対して真正面から男視点、女視点をよくぞここまで丁寧に描いてくれましたというくらい心の機微まで感じさせる良作。自分を許す心、他人を許す心を男女の違い、友人の関係値、年齢差を絶妙な設定が観ているこちら側がどのキャラに共感するかで自分の位置がわかってしまうような気がして読んでてなかなかくるものがありました。
マンガでリア充を疑似体験するママライター
42歳読書のお時間ですスタッフ
自分を「取り分の少ない」側の人間と認識し、平凡に暮らす高校教師の美鈴。親友・美奈子の婚約者の早藤との出会いによって一転する。
男性によって損なわれた美鈴たちが抱える、女性であることの理不尽さや無力感、怒り……。目を背けたくなるほど痛々しいと感じるのは、彼女たちに共感しているからなのかもしれません。
ワーカホリックで婚期迷走中NIKO
42歳読書のお時間ですスタッフ
1巻で離脱する位の衝撃を受ける方も居るであろう本作。正直どんだけ胸糞わりーんだと…思ってしまわずには居られないんですが、登場人物全員なにかしらこじらせてて、どこかで被害者であって加害者でもあって…男であるだけで、女であるだけで、もはや生きているだけで悪なんじゃないかと思わされてしまう。
これは苦しい…早く最終巻読まなきゃ終われません…。
ギャル社長漫画家浜田ブリトニー
芸能人
主人公が純粋なのいい事に、親友の彼氏が主人公にとんでもない脅しをかけ追い詰めていくという壮絶なストーリー。
それとは並行に主人公をとても応援してくれて恋愛感情もある生徒が終始応援してくれて助けを出してくれるので、読んでる方も彼の存在に救われました。
生徒と先生間の恋愛ですが感情表現がリアルなので、両方の気持ちがわかるような気がします。

みんなのレビュー

ブドウさん
5.0
こわい始まり。
遠慮のない友達に生徒。ヒロインの展開が楽しみです。
2023/09/30
ブドウさん
3.0
早藤みたいな人間は一度捕まってもなかなか治りません

美鈴と美奈子のような関係ってリアルでもあって、どっちかが家庭や子ども持ってライフスタイルが変化したところでばっさり縁切れる~
2023/05/10
ベル
5.0

すごい良かったと思う

低評価も少なからずあるけど私はこの作品はすっごい良かったと思う。
2023/02/07
tee_tree_
5.0

女は弱い、けれども手綱をひいているのは女である。

性に対して女が孕んでいる矛盾を見事に炙り出して昇華させた作品だと思う。雄に求められなければ劣っているという雌の性。たとえそれが愛のないものであっても激しければ激しいほど身体が燃えてしまい、支配されていく女の性。
女の性は男の性と同じく、いやそれ以上に貪欲で、愚かなものなのかもしれない。
でも女の性は愛を内在しているから、呪縛されればされるほど、その営みの中に愛を見出そうとする。
この作品では、そんな絶望的な関係性のなかでひとつの命が宿り、母となったひとりの女性が変わることで周りの女性たちをも変え、救うことになった。
男と女の性は確かに違う。
ひとりの男を信じ、身体を許し委ねた末に至った状況が地獄なら、やっぱり男はその女を屈辱しているのだと思う。
昨今の性問題はここにあるのだろう。
女は弱い、けれども手綱をひいているのは女である。
2023/01/22
ブドウさん
5.0

すごい考えさせられる話

内容に引き込まれて全部買って読んじゃった。
内容がかなりセンシティブな内容だから感想は書かないというか書けないけど一話試して大丈夫ならたぶん全部買って後悔ないです。
かなり考えさせられるお話だけど最後は良かったって思えたエンドで良かったです。
2022/05/16
Y K
5.0

性教育の真骨頂

本当の性教育ってまだまだですよね。
現場、というか現実の当人(我々)は常にリアルなのにね。
本当の声、真実の叫びをないことにしたり、ごまかしたりしてはいけない。
そんなことをすると歪んだAVコンテンツを生んだり、40歳50歳になって愛や性愛をやり直すことになって、不倫だとか運命の人だとかをやり直すはめになるから。
だから、10歳前でも性愛に目覚めたらいろいろと傷つきもするけどキスしていい。それだけ向き合うものが大きいということ。
大人も出来るなら出来る範囲で向き合って恋愛や性愛感情を認めた方がいい。もっと傷は深くなるけど、真には向き合うべきもの。それは若いときとは違って、のたうち回るほどほんとうにつらいよ。
2022/04/09
オリーブさん
4.0

読むたびに見え方が変わる作品

初めは"悪人"早藤の残酷さにムカついてひたすら"可哀想な"主人公を応援し、早くトラウマを乗り越えて反撃してほしいと願ってました。
でもあとになって読み返すと、絶対的な善悪はないと見え方が変わりました。むしろ早藤は主人公の心の中にある暗い感情を的確に見抜いていて、出会い方さえ間違わなければ二人の相性は悪くなかったのかもとさえ。(無理やりはダメですが)
色々考えさせられる作品で、名作と言われるのがわかります。
2021/11/05
みか
3.0
まあまま?、、、、他、、他あり得る
2019/09/26
バナナさん
5.0

怖いです。この話。

あー。途中まで本当怖かった…皆どうなっちゃうの…!?とか思ったし…最後まで絶対読んで欲しい。皆の中に渦巻く葛藤に凄いドラマあります‼
2019/05/26
バナナさん
3.0

コンプレックスだらけ

自分に何かしらのコンプレックスを持っていて、フイにそこをつかれた時、心身ともにフリーズしたことがある人なら、読める漫画なんだと思う。

女性は徹底的に被害者になれるけど、男性は「そういう気になったからできたろう」って、被害者であっても加害者という立場も併せ持つって聞くけど、実際はどうなのかな。
女性の「襲われた時でも自己防衛で濡れる」のも同様に扱われる事があるけど、恐怖しかない状況では何をされても濡れないのが本当。どこかに余裕があるから反応する。
男性は?物理的だけでも反応は最後まで続くもんなの?やっぱりどこかに気持ちがあるからできちゃうんじゃないの?

なんて事を考えながら、読んでました。

コンプレックスに苛まれていると、人のウイークポイントをキッチリ突いてくる人間に見込まれたら、逃げ道って無いよね、とも。
諦めが先に立って深みにハマる。

ヤダヤダって思いながらも、続きが気になる漫画ですねー
2018/05/25
オリーブさん
2.0

先生の白い嘘

あんまりよくわからない話
2018/03/29
オリーブさん
5.0

ミサカナちゃん

3巻はミサカナちゃんの闇です。
闇は深そうです。
先生と新妻くんの距離が縮まってきました。
続きが気になります。
2018/03/26
清瀧(ヤンヤン)
4.0

なかなか

意外とハマる
2018/03/25
はな
3.0

面白い

おもしろくて気づいたら全巻読んでました
2018/03/21
Ikumi Hasegawa
3.0
おもしろいです
2018/03/21
実穂
3.0

良い

面白かったです。
2018/03/21
バナナさん
3.0

個人的には

終業式のくだりは白けました。全生徒の前で…意味あったのかなと。
最初ずっと嫌な女だと思っていた美奈子は早藤の犯した罪を自分も背負う覚悟をみせ本当に逞しく強い女になったなーというよりもう二人の母みたいになってましたね。
2018/01/31
バナナさん
4.0

先生の白い嘘

一巻から衝撃的な内容で吸い込まれるように読み続け、2巻、3巻、4巻、5巻、6巻、7巻と一気に読みふけりました。
8巻が最終巻ですが、内容はこれまでの続きと違い衝撃的でした。
主人公の方に対しては、今まで読んできた分、思いいれがあったので、自分的には納得したラストでした。
2018/01/25
モモさん
5.0

突いてくるよ〜〜

女の核心として、ごまかしてきたこと
見ないようにして、被害者になったり、自分を否定したりしていた自分を目の当たりにして、苦しくなるけれど、最後まで読んでほしい。
私は性のこと、何も知らなかった。知ろうともしていなかったと気付かされた。
ありがとう!といいたい作品でした。
2017/12/25
ブドウさん
1.0

意味不明

何となく形にして漫画に仕上げて
あるだけの紙。という感想。
著者の他の作品も読みましたが、
全て同じ色です。
何を読者に言いたいのか、何をしたいのか
解りません、お金を払う価値がない。
2017/12/14
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シリーズ情報

全8巻|完結