｢ヴィンランド・サガ｣のレビュー・感想

史実を全く知らない無知な人間が読んだ感想として、非常に面白いと感じた。
絵のタッチや残虐でグロテスクな表現も多いところでは、好みが分かれると思うものの。

時代考証の正確性は分からないけれど、ストーリーに破綻はないし、キャラクターもみな個性的でそれぞれの生き様を貫いていて、読ませる作品。
　
個人的には漫画は「フィクション」や「ファンタジー」として割り切り、楽しめればそれで良い。
学習漫画として作者も書いてるわけじゃないんだから、間違いの指摘とか野暮だと思う。　
　
よしながふみ氏の男女逆転「大奥」や、オスマントルコが舞台の「夢の雫、黄金の鳥籠」なんかも面白かった。

ちゃんと調べているようでそうでもない。
特に、あるメインキャラに関する大事な設定がひっくり返されるような大発見が連載開始年になされているにも拘わらず、そのまま描き続けおかしなことになっている。今時PCで翻訳かけたり最新の論文も読み込んでる監修者つけてもらうなり出来るだろうに。世界中に何人ヴァイキング研究者がいると思ってるんだ。最新研究なんてネタの宝庫だろ。衣装と歴史だけで地理も割と適当。ちょっとでも知識のある人は読まないほうが良いかも。

前作について、JAXAで研究されていた人がNHKで間違いだらけのアニメを放送するな！とSNSで気炎を吐いたら、作者は「すいません…怒らないで…」みたいな反応をしていた。そうじゃないだろ。自分に向けられた怒りかも分からずただ萎縮する（名指しでリプライが来たわけでもないのに！）
むしろ「この作品はフィクションで、この物語にはこの設定がどうしても必要だ」とか「〇〇年までの研究結果を基に描きました」とか「どこが違うのかぜひ教えてほしい」という反応をするのが普通ではないだろうか？デビューしたての若手ならともかく。

上記を踏まえてSF以上に考証の多い時代物に挑戦されたのだと思い本作を読んだが、結果は最初に書いた通りだった。漫画を描く技量は確かな作家さんなのだから、北欧風オリジナルでやれば良かったのにと思う。つくづく残念。

なんかひたすら暗い感じがして自分には合わなかった。

丁寧な時代考証された描画がまずうれしい。ストーリーもしっかりして楽しめた。

ヴァイキングの予備知識がほぼない状態で読み始めたので、新鮮で面白かった。迫力がある。

プラネテスの作者の方の作品。まだ読み始めですがこちらも面白そう。絵が綺麗で迫力があります。

独特な世界観の中ですが、細かく書き込まれた絵柄と奥深いストーリーがとても良かったです。

最初はかなりグロテスクな絵があり無理と思いましたが、読み続けると内容はなかなか面白いです。

戦闘シーンが良いです。ボスキャラも魅力的。なじみのないヴァイキングの生活に触れることができる。

アニメの2期を見終わり、続きが気になって5巻くらい買ってみた。まず絵がうまい。背景の書き込みもびっしり。漫画だと話もテンポよく進んでいくのでなかなか見応えがある。あっという間に最新刊まで購入。15巻くらいからは魅力的なキャクターが何人も出てくるのでこの漫画全体を好きになった。

世界史選択していたのもありますが、割と読めました。グロテスクな表現もあるので苦手なら気をつけた方がいいかも。

過酷すぎて辛すぎます。ヴァイキングものや歴史ものが好きな方にはお勧めです。

内容はむごいし戦争の話だけどとても繊細な絵でスムーズに読める！
凄く切ない気持ちにもなるけど心にスッと入ってくるのでどんどん読みたくなりました！！

殺された村人たち側の方に感情移入してしまい主人公全く許せん。

これが私の求めえいた漫画です！！私の父親もとても気に入ってます！！

ヴァイキング版大河ドラマといった感じです。アニメになっていましたが、実写版も見てみたいと思いました。

絵が細かく綺麗に描かれていて読みやすかった。深くて考えさせられるストーリーだなと思った。

最近異世界転生モノを多々読んでいたので、魔法とか魔物とかない、こういうちゃんとした戦闘ものがすごく感じる。

キングダムっぽい？キングダム好きなら好きな人が多いのではないかと。

西暦1010年頃に実在したソルフィン・カルルセフニ・ソルザルソンというアイスランドの男性がモデル。モデルありきの話好き。