雑食すぎる書店員えんまゆ
40歳読書のお時間ですスタッフ
「坂道のアポロン」に続き、穏やかな町を舞台に苦くて甘い恋愛と青春を描いたのがこちら。
伝統行事「おわら」という踊りを通して、それぞれの過去の思い出や未来が大きく変化していくのですが、著者の小玉ユキ先生が魅せてくれるのは切ない恋愛模様だけでなく、その町の景色や空気までも良い雰囲気が伝わってくるのです。
心が何だかのほほんとして、その柔らかくどこか淡々とした雰囲気が作品全体を包んでいるようなイメージなので、読んだ後もすっと心に入って来てまさに大人向け。
伝統行事「おわら」という踊りを通して、それぞれの過去の思い出や未来が大きく変化していくのですが、著者の小玉ユキ先生が魅せてくれるのは切ない恋愛模様だけでなく、その町の景色や空気までも良い雰囲気が伝わってくるのです。
心が何だかのほほんとして、その柔らかくどこか淡々とした雰囲気が作品全体を包んでいるようなイメージなので、読んだ後もすっと心に入って来てまさに大人向け。