「人生の岐路」に立っているあなたへ贈る、自分の生き方・働き方を考えさせられるマンガ5選

BLUE GIANT
バクマン。 モノクロ版
左ききのエレン

インターネットの普及で一個人がより可視化され、多様な生き方、働き方が存在する現代。
今回はそんな生き方、働き方に着目し、人生の岐路に立たれている方に読んでほしいマンガを5つピックアップしました。
ぜひチェックしてみてください。

BLUE GIANT石塚真一

「お前の本気度ってそんなもん?」と作中から語りかけられる作品。音楽マンガということで音も聞こえてきますが、僕にはこの言葉が一番聞こえてきます。
本作は主人公が世界一のジャズプレーヤーを目指すために奮闘するお話ですが、とにかく自分の本気度を再確認させられます。主人公の圧倒的努力を見ていると、「何もしていない自分」に気付かされ、とにかく行動したくなります。
晴れていても、雨が降っていても、雪が降っていても、とにかくサックスを吹き続ける。言い訳なんかしない。
そんな主人公から多くの大切なことを学べる。「BLUE GIANT」は人生にとって必要な1冊です。ぜひ一度騙されたと思って読んでみてください。

バクマン。 モノクロ版大場つぐみ

アニメ化、実写映画化もされた言わずと知れた、マンガ家マンガ「バクマン。」。
週刊連載であるジャンプを舞台に、とにかく「時間の大切さ」を教えてくれます。 登場する主人公達は「1秒も無駄にできねー」と、8年半ほぼ休まずにマンガを描き続けます。週刊連載同様、限られた時間の中で人生において何ができるか。読むたびにそのことを考えさせられます。
「何かを始めるのに遅いということはない (年齢は関係ない)」という言葉をよく聞きますが、やはり早いにこしたことはない。 1巻で主人公のパートナー秋人も「早く始めた方が得なんだって」と言っています。
思い立ったが吉日。本作を読むことで、何かを始めるきっかけがつかめるかもしれません。未読の方はぜひ。

左ききのエレンかっぴー

人はいつからか「自分はこの世の中の主人公じゃないんだ・・・」と気付く。
これはアートと広告業界を舞台に、圧倒的天才と天才に憧れる凡人、そしてそれを取り巻くクリエイター達を描いた群像劇。
自分を無敵だと思っていたあの頃。何かを本気で目指していたあの頃。その生き方は間違っていたのだろうか。そんなことを考えさせられる作品。
SNSの台頭で個人の可視化が進む現代。良くも悪くも「自分が主人公で何が悪い」と言える時代になったのではないだろうか。
頑張っているすべての人に贈りたい1冊です。

銀のアンカー三田紀房

人生の岐路と言って真っ先に思いつくのは「就職活動」ではないだろうか。この銀のアンカーはまさにその「就職活動」を描いた作品。
しかも、超実践的。ここで読んだ内容をすぐに活かすことができるんです!
こんなことを言っては怒られますが、下手な就活本を読むくらいなら、この「銀のアンカー」を読むことをオススメします(笑)
作中でも触れられていますが、就活はまず「動くこと」「アクション」を起こすことが大切です。これから就職活動を控えている方はまずはここから始めてみてはいかがでしょうか?

エンゼルバンク ドラゴン桜外伝三田紀房

実はこの作品、先ほどの「銀のアンカー」と同じ作者。そして、あの受験マンガ「ドラゴン桜」の続編にあたる作品なんです!!
(ドラゴン桜に登場した人物もでてきます)
これは一言で言ってしまえば、「転職を描いた社会人向けのマンガ」です。
漠然と転職を考えている人や転職したいけど勇気がでない、という方にぜひ読んでいただきだい。
一歩を踏みだすのに必要なのは「勇気」ではなく「情報」だと個人的には思っています。本作を読むことで「情報」を手にし、新たな一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。