今回は、頭脳戦・心理戦が好きな方におススメのマンガをご紹介します。
「どうやってこんなストーリー思いつくんだろう?」と作者に畏敬の念を感じてしまう、珠玉のストーリーの数々です。
これほど痛快なマンガがあるでしょうか!詐欺師のみを狙う詐欺師、通称クロサギの物語。
人を欺き、搾取しようとたくらんでいる詐欺師たちの足元をすくう鮮やかな手口は痛快の一言。
それに、これって、だまされないためのマニュアルにもなるんじゃないかなって思います。
様々な詐欺の手口が描かれているので、勉強になりますね。悪用厳禁!
裏社会を生きる男たちの勝つか負けるかの勝負を描いたマンガ。
他人の心理の裏を読みながら、自分の利益を得るために命をかける男たちの姿にハラハラしっぱなしです。
福本先生のマンガは、どれも絵柄がかなり特徴的で、とっつきにくいかたもいるかもしれませんが、だまされたと思って一冊読んでみてください。
きっと福本ワールドから抜け出せなくなりますよ。
命がけで、何かをしたことがありますか?
私はありませんが、命をかけられるものに出会えればいいなあ、という想いはあります。
そんな私のぼんやりとした思いに、頭突きをくらわしたのがこのマンガです。
本作で、主人公は命がけのギャンブルに強制的に参加させられます。
命がけの戦いの緊迫感を描いた本作は、「命がけ」からは程遠い平凡な日常の有難さを思い出させてくれます。
あんな地味なゲームが、こんなに熱い戦いになるなんて…。
『ハチワンダイバー』は、賭け将棋の世界を描いた一作です。
将棋って地味ですよね。私も小学校のころ父と将棋をうったことはありますが、基本的におじいちゃんがするもの、中年男性が縁側でゆっくりするもの、みたいなイメージがありました。
ですが、ここで描かれる将棋はまさに、戦いと言える熱さがあります。熱い戦い、頭脳戦を体感したい方におススメの一冊です。