話題の一冊！友達に勧めたくなる旬なマンガランキング

深夜に読み始めたら止まらなくなっちゃいました。
人間の容姿の美醜をテーマにした力作です。醜い顔の主人公は、自分の本当の姿だと女優にはなれない、演技の才能は認められないと思い込んで、ある力を使い、美女の顔を乗っ取ります。
果たして、醜い顔の人間は才能を発揮しても認められることがないのでしょうか？ 早く続きが読みたくてたまりません！

ウケる！ シュール系の笑いが好きな人には自信をもっておススメできる一作です。
主人公斉木は、生まれながらの超能力者。すべてを持ち合わせて生まれた男は、幸せではなく不幸だった？ ありあまる能力を、しょうもないことに使い続ける斉木の姿を見ていると、あれ？ もしかして超能力って必要ないのかも？ と思えてくるから不思議です。
自分の平凡さに感謝したくなります。

「薙刀（ナギナタ）は高校部活界のアメリカンドリーム！ スポーツに縁のなかった人間でも全国にその名を轟かすことができる！！ 」。
なんて夢のあるキャッチフレーズなんでしょう。このキャッチフレーズに惹かれて主人公は薙刀の世界に足を踏み入れます。とはいえ、アメリカンドリームは通り一遍の努力では手に入れることができません。
いつのまにか薙刀の魅力に取りつかれ、無我夢中になっていく主人公のことを、応援したくならない読者はいないはず。

先生を好きになったこと、ありますか？ 実はけっこう多いのではないかと推測します。先生と生徒の間に芽生えた恋愛感情は、いくら真摯なものであっても押し止めないとダメなのでしょうか？
本作の主人公は、先生に恋をします。よくある話かもしれません。ですが主人公の恋は真剣で切実でした。その切実さゆえ、自分も人も傷つけてしまう様子は、禁断の恋をしたことがある方ならきっと共感できると思います。

「先輩、俺今すごく不安なんです」。
美少年の後輩男子にこんなセリフ言われたいっ！ ドキドキするシチュエーションやセリフが盛りだくさんです。
主人公たちがしている競技が弓道っていうのもカッコよくていいんですよね。ドキドキするスポーツものが読みたいという方にはお勧めです。主人公たちが高校から大学へと進学したり、大人になる過程を楽しめるのも◎。