親の再婚もなんのその!「義理の兄妹マンガ」ランキング

今日から桐嶋兄妹
ライアー×ライアー
ママレード・ボーイ little

マンガの中の登場人物たちは、様々な困難に立ち向かいます。その中でも衝撃的と言えるのが、親の事情で突然できる「兄弟」という存在です。
そこで今回は、やむを得ない事情で義理の兄妹となった男女が登場するマンガたちをご紹介します。

今日から桐嶋兄妹前嶋カヨエ

父親の再婚により、家族に妹が加わることになった桐嶋家。コワモテだけど家事能力抜群の高校生・十蔵(兄)、チャラく見えるけどムードメーカーな百(弟)。そんな二人に妹・千絵ができます。
最初はぎこちないながらも、愛情を受け入れて素直になっていく三人の姿は、見ていて微笑ましい気持ちが込み上げます。二人の兄の妹に対する揺るぎない愛情に注目です。

ライアー×ライアー金田一蓮十郎

義理の弟、というだけでも少なからず複雑なのに、変装した別人(しかも女子高生!)として彼と付き合うことになるなんて!? ちょっと不思議でドキドキの恋愛マンガです。
実はこの二人、家ではギクシャクしている様子。しかし、そんな弟が別の自分に素直に好意を寄せてくる……。そんな奇妙な違和感にどう立ち向かっていくか、気になってページをめくる手が止まりませんでした。

ママレード・ボーイ little吉住渉

吉住先生の『ママレード・ボーイ』の13年後を舞台に、今度は複雑な家庭環境の中、姉弟のような関係で育ってきた松浦立夏と小石川朔が主人公です。なんと、二人の両親はそれぞれ離婚&結婚をくり返しているのです。
こんな状況、あり得ない! という謎な展開。しかし、それでも心の奥底でお互いを思いやる幼い二人の姿に感動すら覚えます。

世界を敵に回しても斉藤倫

「義理の兄妹は恋に落ちる」というのが、恋愛マンガのセオリー。しかし、この作品には冒頭から異様な透明感があります。物語に出てくる喬(きょう)くんのように、まさにつかみどころのない感覚です。
同級生の葉平とは落ち着く間柄でありながらも、どうしても義兄を気にしてしまう梢子。血は繋がっていないけれど他人ではない、微妙な距離感が三人をどのように誘うか注目です。

桃山キョーダイふじつか雪

双子だと思っていた片割れが、血の繋がらない子だと突然わかってしまったら……? 当事者と、受け入れる方と、どちらにとっても複雑な心境になりますよね。今回は、そんな二人が主人公です。
どう接するべきか、悩みながら恐る恐る距離を近づけていく二人。「急に他人になるつもりかよ!」という一言に、思わず目頭が熱くなってしまう作品です。