ママレード・ボーイだけじゃない！ドキドキの同居もの恋愛マンガベスト４

『ひるなかの流星』のやまもり三香先生の話題作。時代小説家の暁先生の家に、父親の事情で住み込みの家政婦をすることになったふみ。序盤からガンガン進んで行く二人の恋愛に、思わず胸踊らされるストーリーです。
主人公が恋愛を知らないところや、「先生呼び」など『ひるなかの流星』とリンクするところも多く、前作と合わせて楽しむことも可能。
恋愛に鈍感で女心を全く理解しない暁先生が、無意識に発する言葉や行動はキュン死ものです。

工務店の一人娘のカンナと、住み込みで修行に来ているかっちゃんの純愛（？）ストーリー。終始ラブラブで大きな問題のないまま進む二人の恋愛ですが、唯一の障害といえば同居している親方であり父親の存在。いつもあとちょっとのところで邪魔されてしまいます。
父親の目を盗んで二人きりになろうとする姿にこちらもドキドキ。隠れて抱き合うシーンを見ると、こんなスリルを味わってみたいと思ってしまいます。カンナと修行に真っ直ぐな、かっちゃんのイケメン作業服姿にも注目です。

地上に舞い降りた天使のような男子高校生とその教師が、ひょんなことから同居することになる物語。教師である佑香はほとんど変態に近いほどのショタコン。生徒である梶谷を愛でることを毎日の楽しみとしています。距離の近くなった梶谷は案外男でショックを受ける佑香ですが、美しい見た目の梶谷に翻弄される姿は笑いを誘います。
ジャニーズ好きの筆者は「わかるわかる」とついつい頷いてしまうこの作品。当人たちには申し訳ないですが、美少年には一生汚れない美少年でいてもらいたいものですね。

自分の家に居場所を感じられない主人公と、両親を失っても自分の家と家族を守りたいと奮闘する幼馴染との「家」がテーマの作品。二人は同居していくうちに恋心を抱きますが、同時に解決していかなければならない家族の問題にも立ち向かっていきます。
恋愛というよりはヒューマンストーリーがメインですが、ラストには心が太陽に照らされたかのようにあたたかくなる素晴らしい作品です。
家族って、人と一緒に暮らすって、大変だけど「やっぱりいいなぁ」と思わされますよ。