AIの進化は目まぐるしく、ロボットと人間の共存も夢物語ではなくなってきていますが、もしもロボットが感情を持ったら? ロボットを人のように扱うのは間違い? 人間とロボットが心を通わせるマンガを紹介します。
人型パソコンの「ちぃ」が可愛すぎ。見た目も衣装もキュートすぎて、いつまでも眺めていられそう。「ちぃ」のほかにもたくさんの人型パソコンが登場します。なかには人間と恋人同士になったり家族のようになっているパソコンも……。
そもそもなぜロボットではなくパソコンなのか? それは最後まで読めば答えがわかります。まずは子どもみたいに素直で愛らしい「ちぃ」を堪能してください!
見た目が人間にそっくりなアンドロイド。区別の仕方は、頭上にリングがあるかどうか。リングが表示されなくなると、人間なのかアンドロイドなのか判断がつかなくなります。
作中では、アンドロイドを人間視する若者は「ドリ系」と呼ばれ非難の対象。とはいえ、人の形をしていれば、どうしても人間扱いするようになってしまうもの。むしろアンドロイド側は人間をどう思っているの?そんな疑問をゆっくり紐解いてくれる作品です。
主人公は医者です。それも、ヒューマノイドの!本来なら医者ではなく「技術者」や「エンジニア」のような気もしますが、医者という表現を使うあたり、ヒューマノイドが人間のように扱われている感じがします。
ストーリーは考えさせられるものが多い。記憶を失いバックアップで復元するヒューマノイドの話は、思わず涙がでそうになりました。バックアップがあっても、記憶が消えるのは悲しいものです……。
「ミガワリ」と呼ばれる、代行ロボットのある近未来SF作品です。ロボットが人間よりも人間らしいなーと思えます。ほのぼのとした気持ちになったり、少し切なくなったりと、静かに感情を刺激してくれる雰囲気のいい作品。
シリアスな部分もあり、「ロボットの存在意義とは? 逆に人間の存在意義は?」なんてことを考えさせられます。1話完結作品のため、通勤の合間やちょっとしたスキマ時間に読むのもありですよ。