お家で自然を楽しむ！ 気軽に読めるアウトドア系マンガ

山ガールと呼ばれるのを嫌う自称「単独登山女子」、27歳OLの日々野鮎美が、マイペースで山登りを楽しむお話です。
タイトル通り、山で食べるごはんの描写が多いのですが、どれも本当に美味しそうで食欲をそそられるものばかり。
登山用に食材や調理に工夫もあり、どれも山に行って試してみたくなっちゃいます。私も影響されてメスティン（飯ごう）を買っちゃいました。
また、鮎美のモノローグがとても共感できるものが多く、山好きな人はついニヤッとしてしまうでしょう。
登山の楽しさが伝わってくるような面白いエピソードや豆知識も多いので、普段登らない人にも山の魅力が伝わるような作品だと思います。

女子高生が週末ゆるーくキャンプを楽しむという作品。アニメ化も予定されている注目作です。
冬の自然の風景や、温かい食べ物、焚き火やふかふか寝袋など、冬キャンプの雰囲気や魅力がとても良く描かれています。
押し付けがましさや特別感もなく、登場人物たちが試行錯誤しつつもまったりキャンプを楽しんでいて、キャンプに敷居の高さを感じている人にも、気負わず気楽に楽しんでみてもいいものかもと思わせてくれるような作品です。
また、かわいい絵柄とゆるふわな雰囲気、話のテンポの良さもあって、日常系コメディマンガとしても楽しめます。

内気でインドア派な女子高生・あおいが、小さい頃の幼なじみのひなたと再会し、不安ながらも徐々に登山の魅力に目覚めていくというお話。
よく落ち込んだり悩みがちなあおいが、少しずつ登山の経験を積み重ね、ときには挫折を経験しつつも、内面的にも成長していく姿が描かれています。
アニメ3期も決定した有名な作品でもあるので、作中に登場する山の最寄り駅などにも本作品の看板やラッピングバスがあったりするので、これから山登りを始める人も、この作品を読んでおくと山登りがより楽しめるかもしれません。

登山とは無縁のお気楽OL・御岳ノリコが、彼氏にフラれたヤケで登った高尾山で天狗の親子に出会い、山登りにはまっていくという4コママンガの作品。...といいつつも、殆ど高尾山しか出てきません笑。
初登山はハイヒールで登るという無謀な形から始まりますが、徐々に体力や装備、登山スキルも向上し、性格や日常生活も少しずつ変わっていくのですが、どこか残念な部分は変わらないのがまた面白いです。
とにかく高尾山が好き、高尾山が気になるという方には特にオススメです。

女性マンガ家自らの山登りの話を基にしたエッセイコミックです。
登山マンガの連載企画から始まり、「クズの本懐」の横槍メンゴ先生とイラストレーターのせきやゆりえ先生と一緒に、手始めに高尾山に登るところから始まります。
しかし、2月の残雪のある高尾山で、登り始めが15時、手ぶらに軽装というなんともズボラな登山に...。案の定、様々なトラブルに見舞われます笑。
前出の登山マンガとは大分毛色が異なりますが、こういうズボラ登山もアリなんだ（？）と山登りへのハードルを下げてくれる作品です（ズボラ登山はオススメしません笑）。