読めば読むほどジワるシュールマンガ5選

ギリシャ神話劇場 神々と人々の日々
いぬまるだしっ
斉木楠雄のΨ難

目の前に鏡を置いて読んでみてください。読むほどに味が出るスルメマンガ、集めました。
ほら、口元が緩み、いつしか大きく開き、やがて腹筋は暴れ始め、大地は割れ、鏡も割れたでしょう??

ストレスフルな現代社会で笑うことを忘れたあなたに提案する仮笑世界!!御堪能下さい。

ギリシャ神話劇場 神々と人々の日々増田こうすけ

増田こうすけさんと言えば「ギャクマンガ日和」ですが、あえての別作品推しです。
ギリシャ神話の著名人の方々が出演、のらりくらりボケ倒して偉大さを滲ませてくれる作品です。
ある程度なら歴史の勉強にもなりますが、多用すると怪しまれますのでご注意下さい。
「私が神だ」のキーワードもろもろにハマったことのある人には、ハマりやすいかと思います。

いぬまるだしっ大石浩二

小さなお子さん(男児に限る)をお持ちの親御さんは必見です。子供の奔放さを全解放するとこうなっちゃいます的なお話。
まるだしの男児とパンツを履かせようとする幼稚園の先生との壮絶な駆け引きが、パンツの存在意義を改めて問う機会を与えてくれます。
教育とはなんたるかを、そして幼稚園の先生の大変さとツッコミ能力の高さを教えてくれる作品です。

斉木楠雄のΨ難麻生周一

人知れず中二病を患っている、憧れている・・・そんな人におすすめ。
産まれた時から超能力を使える少年と、ちょっとズレた両親、色々拗らせたクラスメイト等バラエティ豊かなキャラクターと共に描いています。
少年の日々の苦難から
・「なんでもできるは不幸せ」
・「バカは最強」
など、哲学的(?)な側面を垣間見ることができる作品です。あと重度の中二病の症状も。

食べれません風間やんわり

食欲をソソられる表紙からのタイトルこれ。
4コマで丸びを帯びたキャラクターにより繰り広げられるボケと、宇宙、無人島、マンホール、など様々なシチュエーションとの組み合わせにジワります。
アラサー世代には懐かしい単語も散りばめられており、昔を思い出しながら笑える、そんな2度楽しめるおいしい作品です。食べれませんけど。

かってに改蔵久米田康治

知ってる人は知っている「絶望先生」の作者による作品です。絵面がジワリます。
妄想過大な改造人間(自称)と美女と敵と思春期が散りばめられた内容で、お尻に給電しようとしたり、お尻が爆発したり、お尻にミサイル・・・
まごうことなき破茶滅茶です。
ぼちぼちの長編(全26巻)なので、まとまった日数で現実逃避される方のお供にオススメです。