今日は何作ろう?お家でご飯を作りたくなる自炊系グルメマンガ5選

ごほうびごはん
甘々と稲妻
きのう何食べた?

家に帰って作るご飯は、どんなに手抜きでもホッとしますよね。そんな、お家ご飯を楽しむ主人公を見ているうちに、「今日はコンビニじゃなくて何か作ろう!」と前向きな気持ちにさせてくれるマンガをご紹介します。気軽に作れるレシピもぜひ参考に。

ごほうびごはんこもとも子

自分が食べたい料理を思い切りわがままに作れるのが自炊のいいところ。
主人公はお料理上手のOLさん。地方から上京してきた彼女の食卓は、お給料日の前だけ豪華になります。出てくるレシピもカレーに煮卵、たこ焼きなど庶民的で今すぐマネできそうなのも◎。
巻を重ねるごとに同僚たちの食の趣味もわかってきて、違う一面を主人公と一緒に発見していけます。日常のささやかな楽しみを大切にする人にオススメのマンガ。

ごほうびごはんの画像

甘々と稲妻雨隠ギド

料理の苦手な父が、娘のために美味しいご飯を作ろうと奮闘する話。これだけならよくある話だけれど、父の職業が教師で、教え子の女子高生に料理を習うとなると、なんだか少しドキドキする展開が期待できますよね。
母を無くした親娘となると、ちょっと暗めの展開になってしまいそうですが、全体的にほのぼのした雰囲気が、そんな風には感じさせません。料理も豚汁など家庭料理が中心で、娘のつむぎちゃんが喜ぶ顔に、読んでいるこちらも思わず嬉しくなります。

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きのう何食べた?よしながふみ

主人公は東京に住むゲイカップル。どんな家族にもちょっとした問題はつきものですが、それは彼らも同じ。歳を取った親との付き合い方や、カミングアウトなど、家族のあり方について悩む姿に共感を覚えてしまいます。ふたりが食べる料理も小難しくなく、私たちが日常で作れそうなものばかり。作品中に作り方の詳細が出てきたり、献立で作る回もあるので、そのまま真似して、夕ご飯に生かすることもできるのが嬉しいポイントです。

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いぶり暮らし大島千春

「燻す(いぶす)」とは、食品に独特の風味をつけ、味を良くしたり保存性を高めたりすること。
忙しい主人公の頼子と巡は、日曜日だけが一緒に過ごせる唯一の休日。お金がそんなにない二人が少しでも贅沢に過ごすために考えたのが、いろんな食品をいぶして食卓を囲むこと。ハムやチーズをはじめ、ゆで卵、アジの干物までいぶして家族や仲間と味わいます。こんなに美味しいご馳走を楽しめるのは、いぶす時間も楽しめる二人だからこそ。これからどんな食材をいぶすのか?ふたりの関係がどう変わっていくのか?じっくりいぶす時間とともに、マンガをとくと味わいましょう。

くーねるまるた高尾じんぐ

日本に住むポルトガル人のマルタさんは、日本人より日本人ぽいかもしれない主人公。
いつもお金がなく、オンボロのアパート暮らし。もちろん自炊オンリーですが、アイデアを生かして美味しい料理を作ります。紅茶チャーシューやパンの耳のタルトなど、少しだけヨーロッパの香りと季節感のあるメニューが特徴。
好んでオンボロ屋敷に住む女友達や、同居人とのあったかい繋がりも見ていてホッとします。