



生きていれば辛いこと悲しいこと、せつないことは掃いて捨てるほどある。せめて寝る前くらいには幸せな物語で幸せに眠りたい。
そんなあなたに贈るハッピー&ハートフルなマンガを紹介します。とめられなくなって夜更かしにご用心。
映画化もされている超有名作品なんで今更ストーリー紹介もないんですが、鎌倉を舞台にした四姉妹の物語。癒されます。
一番上の姉は30代、一番下の妹は10代。それぞれに抱える問題があって、でも街の人たちや家族とともに解決していく(解決しない問題もある)親密感が凄くイイ。
悪い人が出てこないってのはリアリティに欠けるところもあるけど、寝る前に読む本としてはその優しさが心にしみる。
昭和40年代の東北を舞台にした家族の日常コメディ。「高度成長期〜バブル前の日本ってこんなカンジだったのかなァ……」と体験したこともないのに懐かしさを感じる、まるで映画『オールウェイズ〜三丁目夕日』のような(だいぶスケールが小さいですが……)作品。
一話完結のショートマンガなので、どこから読んでもいいし、どこでやめてもいい、そんな手軽さも魅力。
80年代初め「憧れの国」だったアメリカの大家族コメディ。
兄貴がゲイだったりお父さんの隠し子が訪ねてきたり、いろいろ問題はあるけれど「家族が一緒ならばなんとかなる」そんなもう失われてしまった幸せなアメリカン・ホームコメディがここにあります!
「家族主義」を掲げて大統領になったレーガンが「新保守主義」で「家族」を破壊してしまったのは皮肉だけれど……。
遠い未来、環境汚染が限界を超えて地上に住めなくなった人間が暮らす地球軌道上のリングワールド。そんなSF的な設定だけど、内容はその世界の窓を拭く少年の成長物語。
窓を拭く職業は最下層の仕事だけれど、主人公には見守ってくれるオトナたちがいるし、窓拭きという職業に誇りを持っている。
貧しさや差別が荒んだ社会を作るってのは、リアリティがあるけど、寝る前ぐらいにはこんなファンタジーを読みたい。
就職もせず風呂ナシ共同トイレのアパートに住む主人公。いわゆるフリーターの先駆者みたいな生活だけど、創意工夫でビンボー生活をエンジョイしてる。
この作品の本当に凄いところは、連載していた時期が「金がなかったら生きている意味がない」といわれた80年代中頃のバブル絶頂期の時代だったということ。
みんながみんな金を稼いで贅沢三昧の生活していたワケじゃないんですね。