女子特有のあるあるにうなずきが止まらないマンガ4選

娘の家出
あたしのすべて
魔術師A

思春期に差し掛かる頃、毎日が退屈で平凡で狭い世界での出来事に嫌気がさし、生きづらかった人はいませんか?大人になりすっかり忘れて過ごしていました。
あの独特な感覚を久しぶりに思い出させてくれたマンガをご紹介します。

娘の家出志村貴子

離婚した両親をもつ高校生のまゆこ。彼女を中心に、登場人物それぞれの物語が展開されます。
自分でもうまく処理できない反抗期の気持ちや、ワケもわからないまま進んでしまう恋愛、親の色恋沙汰への嫌悪感など大人になると自然と忘れるような気持ちがたくさん詰め込まれています。
様々な立場からの視点で物語が進んでいくので、きっと特別に感情移入できる誰かを見つけられます。

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あたしのすべて安彦麻理絵

2002年出版の作品ですが、「そこまであけっぴろげに描かないでぇ?っ!」と叫びたくなるくらい、女の生態がセキララに描かれています。
できれば、男の人には読んで欲しくないと思ってしまうほど。何年たっても人間の根本的なところは変わらないってことを思い知らされました。
きっと共感できる人も多いはずなので、夜中にこっそり読んでクスッ笑ってください!

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魔術師A意志強ナツ子

初めて読んだ時、「恐ろしいものを見つけてしまった…。」と驚愕しました。
性に無知だけど興味だけが頭でっかちに膨らみ、変な風に爆発してしまう少女たちを、また、思春期特有の"自分だけは特別"という思い上がりが、これほど表現されているマンガを他に知りません。
2巻目以降も読んでみたいけれど、1巻だけでも十分な濃さがあります。ドップリ落ちたいときに、禁断の扉を開いてみてください。

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ぼくらのへんたいふみふみこ

『男の娘(おとこのこ)』がキャピキャピするほがらかマンガかと思いながら読み進めたのが間違いでした。話が進むにつれそれぞれの重いエピソードにずぶずぶとハマってしまい、自分の思春期に重ねて猛反省。
私自身が小学生の頃、こういう男の子がいましたが、当時の私は無神経に傷つける側でした。
より一層深みにハマれるので、自分がどの立場にいたか思い出しながら読んでみてください。

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