「彼氏いない」「お金ない」「やる気もない」ないない尽くしなのに、なんだかんだ楽しい独身ライフを送る女子が主人公のおすすめ作品を集めました。
がんばりすぎず、ゆるりと自分のスタイルを貫く彼女たちの姿を見ると、「非リア充でもいっか!」と開き直ってしまう私です。
カバンの中身がごちゃついてたり、デパートのコスメカウンターで失敗したり、付録目当てで雑誌を買い込み過ぎたり…主人公・かよちゃんのちょいダメ行動があるある過ぎて、ついつい「わかるー!!」と相槌をうってしまいます。
かよちゃんや女友達たちのダメダメだけど、なんだか楽しそうな独身女子の日々を見ているうちに、のんびり女子トークしてるみたいなキモチに浸れました。
魔女を自負するマヤさんと漫画家を目指す女子・豆山さんの深夜のスカイプで物語は進みます。
こんなおしゃべり相手がいたら、独り暮らしも全然寂しくなくていいなぁと羨ましくなって…。
3番目のおすすめ作品ではありますが、私にとって重要な「夜中のカップラーメンの背徳感とうまさ」を語るシーンにおいてはピカイチです。
世にはびこるリア充のオラオラ自慢やゆるふわ系女子のモテテクニックを、鋭い考察と辛辣な言葉でメッタ斬りにしてくれる毒吐きOLトリオの勇姿が爽快です。
常に、想像の2段階くらい先をゆくオチで、噴き出さずにはいられませんでした。
「夏はレジャーに出かけず室内一択」に個人的共感の嵐。
おバカなニート・にぃ子の食生活から見るニートの生態。
「時間に余裕しかない!」というニートならではの料理や食べ方が満載。ニートになったことはないけど、しょっぱかった自分の学生時代が重なりました。
本編の合間に収録されている作者・まめこ先生のつぶやき的な4コマもクスッと笑え、こっちはこっちで単行本にしてくれたらなぁと淡い希望を抱いています。