ゲームの世界にいるような感覚をお届けする、超絶ファンタジーなマンガ5選

悪役の代名詞とも言える魔王に対して、奴隷として連れてきた秘書が、なんと魔王以上に悪役かつ、冷静…いや、冷酷すぎる。そんなあまりの冷酷ぶりに、魔王が引いてしてしまうほど。
悪役の位置が完全に入れ替わってしまっており、たじろぐ魔王の可愛らしさと、ドＳ秘書の冷酷さという真逆すぎる不思議な」関係に面白さと愉快さ。そして笑いを読者に届けてくれるだろう。

このマンガの一番の良いところは「悪役」らしいキャラクターが少ないという点。
ゲーム・マンガにおける悪役というのは、その後の展開がどうしても読めてしまうのだが、このマンガは善悪が非常に分かりにくいので、展開が全く読めない構成となっており読むたびに好奇心が溢れてくる。
また、登場人物の性格描写が細かく書かれており、冒険要素であるアクション・スリルが満点、是非ご一緒にワクワク感を味わってほしい。

面白さにはレベルがあり、このマンガは抱腹絶倒するぐらい面白い。とにかく色々とツッコミどころが満載で、登場人物の性格が全員際立って目立っており全員が主役としてやっていけるぐらいのボリュームがある。
家具好きの騎士と、可愛らしさ全開の魔法少女がゲームのような世界で送る、ハートフルコメディー満点のマンガを、是非どうぞ。

「ゲームの世界」と「現実の世界」を組み合わせたらどうなるか？という疑問をこのマンガは「食堂」という世界で表現している。
外国人が日本食を食べて感動する。というのはよく聞くが、それと同じであり、食べたときの感動をマンガで見るたびにお腹がどんどんすいてくる。
「もし、ゲームの世界に日本の食堂があったら？」というフレーズだけでこのマンガに興味を持つこと間違いなし。

魔王城というのは、ゲームの響きだけで聞くとどうしても怖いイメージが強く、私も幼少の頃はRPGゲームをしていて、城に入るだけでドキドキしていた。
しかしこのマンガを読むと、もう魔王城が可愛らしいお城だとしか思えなくなった。魔王城に誘拐されたお姫様が、やることのない暇つぶしで大暴れする、超面白いコメディマンガを思いっきり堪能して欲しい。