「もう疲れた」死にたくなるほどの落ち込みをほっこりさせる癒しマンガたち5選

寿司ガール
きょうの猫村さん
オチビサン

とにかく死にたい。そんなときは、温かなタッチとゆるい展開、でもどこかホロリとさせるストーリーで、心を癒してあげましょう。どんなに落ち込んだ日も、朝はきます。マンガで英気を養い、素敵な明日を迎えましょう。

寿司ガール安田弘之

ほっこりアナログなタッチと、涙が溢れる人情物語が、寿司ガールの最大の魅力。
数話完結のオムニバス作品は、全作に“擬人化した寿司オンナ”がでてきます。持ち主にしか見えないコハダや卵、いくらやサーモンなどの寿司ガールたち。現れる先は、孤独な風俗嬢や家族関係に悩む少女など、一癖も二癖もある人ばかり。寿司ガールは幸せの妖精?一体なんのために現れたの?全話心が温まる、疲れたときには絶対幸せな気持ちになれるマンガです。

きょうの猫村さんほしよりこ

ネコなのに家政婦!しかもスキルが高いから住み込み!主“猫”公の猫村ねこがほっこり活躍するマンガは、優しさと笑えるギャグが鉛筆タッチで描かれています。
激しいギャグやオチ、どんでん返しの展開があるわけじゃないけれど、絵柄からももふもふ感が止まらないし、あったかいキャラクターたちの会話についつい翻弄されていきます。こんな猫がそばにいたらい、そんな気持ちで一人ゆっくり読むことをオススメします。

オチビサン安野モヨコ

鎌倉にある架空の「豆粒町」を舞台に、主人公のオチビサンを中心に四季折々の街並みと短編ストーリーが続く、ほっこりマンガ。
作者の安野モヨコ氏自らも、激しい連載で疲弊した心を、オチビサンを書きながらリハビリしていると語るほど、暖かさと愛情が詰まった素敵な作品です。手塗りの色彩はポショワールという手法で描かれ、ただぼんやり画面を眺めているだけでも満たされる不思議な魅力があります。かわいいキャラクターたちの世界に、疲れた人は迷い込んでみてはいかがでしょう。

猫なんかよんでもこない。杉作

猫好きはもちろん、アンチ猫派にも支持されるほろり涙が出る猫マンガ。
主人公である作者の杉作氏は、ある日4歳の猫を押し付けられています。夢に敗れた日々に嫌いな猫の世話。いやいや日々を過ごしていたものの、気づけば猫がかけがえのないパートナーになっていたことに気づきます。そしてもう一匹の猫、ポコが加わると、さらに生活は一変する。猫と男の生活を通して、命と家族、そして生きることがじんわりと沁みるマンガは、疲れているときそっと寝転がりながら読んでみてください。

ぼのぼのいがらしみきお

ぼのぼのの魅力は、ストーリーとか物語としての壮大さにあらず。
とにかく、キャラクターがかわいい。ザ・癒し系のぼのぼの、切れ者のシマリスちゃん、俺様だけどやさしいアライグマくん、3人を中心に描かれたストーリーは、4コマでシンプルに見やすい。セリフも少なく、(多いときもあるけど)シュールさに1ミリだけ暖かさがあり、サクサク読めて癖になります。がっつり読書モードの時ではなく、寝る前の癒しタイムにぜひ一読を!