あの青春をもう一度!思春期マンガランキング

娘の家出
富士山さんは思春期
R-中学生

中学生くらいの何かを拗らせた黒歴史。みなさんも経験はあるんじゃないでしょうか。
急に逞しく生えてくる無駄毛や男子との接し方の変化など、どうでもいいようでどうでもよくない中二病行為。やめられないとまらないをお楽しみあれ。

娘の家出志村貴子

青春ものでは最近キラリと光るものがあると思ってる作品の一つ。
娘の家出は、女子高生4人の人間関係を起点にツリー状にキャラクターの繋がりを持たせ、裏でサブストーリーが連鎖的に生まれていくよう描かれているヒットするドラマのような構造。マンガから伝わる人が人とぶつかり歩く道。
選択する人生の道に正解はないけど、それが最適解であり進むべき道で間違いないと思わせてくれる、人生に悩んだら一読したいマンガとして超お勧めです。

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富士山さんは思春期オジロマコト

チラリズムの極みマンガ
「男子向け」な内容なのかと思いがちですが、実は「女子向け」って個人的に思ったりもします。なぜならつい妄想しがちな男女のイチャイチャがリアルに描かれている上に最後までいかないところにあります。
ラストもこういう空気感のままフェードアウトして、何となく余韻が残る終わり方で青春の一瞬の美学が詰まった珠玉の一作です。

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R-中学生ゴトウユキコ

中学生の考える保健体育のお時間でございます。
テーマは「性」。オムニバス形式で話が進んでいくのですが、最初のエピソードから暴走しております。誰かこのお馬鹿さん(バカ男子)を止めてくれ笑 誰しもが通る道だけど、ここまで酷いの男子って…。
とここにきて、自分自身を振り返ると、わたしも大体こんなんだったなと思う中学生時代。ニオイフェチってもしかしたらこのくらいの時期に生成されて一生引きずるものなのかもしれない。

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ぼくらのへんたいふみふみこ

各々に問題を抱えた女装をした思春期の少年3人の織りなす成長物語。
これだけでこじらせている感たっぷりです。性同一性障害で自身を女性と認識している男の子。亡くなった姉の身代わりとして、壊れた母のために女装する男の子。想いを寄せる相手の要望により女装をする男の子。
なるほど「男の娘」世界の理解が相当深まった気がするよ、わたし。改めてセクシャルマイノリティを考える機会を与えてくれる作品として優秀です。

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さよなら、カルト村。 思春期から村を出るまで高田かや

自分の青春がカルト村じゃなくて本当に良かった
このマンガに出てくるヤマギシ会の凄いところは、この村が今も全国のどこかにあること。良し悪しはおいといて、こういうコミュニティが日本にあることが興味深い。
「村の仕事で得られるのは自分の成長と言われているけど、一般の仕事は金銭がもらえる」こんな実話はめったに見聞きすることが出来ないから興味がある人は是非。「自由」って何だろう?と考えさせられる本でした。

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