思わず応援したくなる!働く女性を描いたマンガベスト5

朝まで待てません!
池袋レインボー劇場
真夜中のこじか

好きな仕事についても、なんとなくモチベーションが下がったり、思うようにいかずに落ち込むこともあるものです。
仕事に情熱を注ぐ女性たちを応援するとともに、自分の活力にもできる。そんなマンガたちを紹介します。

朝まで待てません!田中メカ

担当作家の家を訪れ、原稿を仕上げるまで、献身的にフォローする。絵に描いたようなマンガ編集者の水落夕子は、常にクールでほとんど笑顔を見せません。
華奢な体で弱音も吐かずにがんばる水落がつらそうに見えないのは、彼女が仕事を好きだから。仕事に情熱を傾けられる彼女をうらやましく思うと同時に、自分もがんばろうと背中を押されます。 水落の心を優しくほぐしてくれるライバル誌の編集者・大友にも注目です。

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池袋レインボー劇場えりちん

踊ることが好きなユキは、18歳で息苦しい家を飛び出し、彼氏の家へ押しかけるも振られてしまう。
謎の美女・歩夢のステージを見たことを機に、ストリップの世界へと足を踏み入れます。
プロとして観客を愛しながら踊る歩夢の妖艶さに女性でもドキッとさせられること間違いなし。恋心を知ってからのユキの踊りの変化も見ものです。

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真夜中のこじか北原雅紀

子どもの頃、小児科医の土門に弟の命を救ってもらった経験から、小児科医を目指した朝比奈伴美。念願の土門小児科クリニックで働き始めるが、その直後にクリニックは夜中の子どもの病気に対応すべく、夜間診療専門へと切り替わります。
仕事を長く続けていると、経験と同時に悪い意味での慣れも生じてくることもあるものです。どんな状況でも”子どもを助けること”を最優先する伴美を見ていると、忘れかけていた初心を取り戻させてくれます。

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プチッコホーム佐藤智一

保育園問題や仕事との両立など、子どもを育てながら働くことは、簡単にはいかないもの。
夜間に働く必要のある親のために「プチッコホーム」は24時間体制で保育をおこなっています。さまざまな事情を抱えた親子が利用する中で、ときには虐待や置き去りが疑われることも。しかし、常に人を疑うことをしない園長・コッコのまっすぐさに読んでいる側も救われます。

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看護助手のナナちゃん野村知紗

病院で看護助手の経験を持つ作者による本作。
看護助手の仕事なら必ず訪れるであろう患者との別れも描かれています。
亡くなった患者さんのことをときに思い出しながら仕事に励んでいます。一人一人の性格や病状をしっかりと把握し、ほどほどの距離でサポートする。ナナちゃんの温かさに触れているうちに、心がほぐれて明日もがんばろうと思えます。

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